ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

宇都宮 座禅 宇都宮 座禅会 | 令和2年8月 朝坐禅会「指月の会」案内

座禅会の記事

  • 令和2年8月 朝坐禅会「指月の会」案内

    2020年8月23日
    威儀即仏法
     
    8月になってから大変暑い日が続いています。
    加えて新型コロナへの対処から暑い最中でもマスクをつけなくてはならない場合も多く、より一層体調に厳しい夏となりました。
    先日人数を少なくしてのご供養の法要をお勤めしました。
    11時頃の気温が高い中大汗かきながら来られた方から
    「ネクタイってつけなければいけませんか?」
    との質問を受けました。
    私は
    「法事などで服装を整えるのは仏さまや亡くなられた人にしゃんとした姿で向き合う、礼をとる姿で臨むためですが、この暑い最中に服装に気を遣って体調を損なってしまうのは誰も望まないと思います。
    一番大切なのは臨むに当たっての心構えなのですから、今日は心のネクタイを締めるつもりで臨まれればよろしいと思います。」
    といった事をお答えしました。
     
    曹洞宗には威儀即仏法という言葉があります。
    日ごろの身なりや立ち居振る舞い一つ一つを整えることこそ心を整える大切な修行である、という意味になります。
    日々の行いの積み重ねが私という人間を形作っていく。
    ならば私を心穏やかな、落ち着いた整った人間にしようとするならば日々の行い一つ一つを整えていくことが必要となる。
    だからこそ私たち禅宗のお坊さんは一挙手一投足を厳しく整える修行生活を行うのです。
     
    ですが心を整える為に行う事が健康を損ねてしまうのは、本末転倒と言うしかありません。
    仏教の行事や教えは、常に心をどう整えるかが肝なのですから、肝心なところを踏まえているならば臨機応変で何も問題ないのです。
    「こうでなければならない」等という固定観念こそ、心を整える実践たる仏道を最も損なう思い込みであり、元来自由闊達である心を閉ざす檻となることを注意すべき処です。
                                       祥雲寺副住職 安藤淳之
    明日の朝坐禅会は本堂2階の広い空間で行います。
曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。