ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

令和3年五月 観音朝詣り | 栃木県宇都宮市の祥雲寺(曹洞宗)

朝まいりの記事

  • 令和3年五月 観音朝詣り

    2021年5月19日
     
     仏教学者の奈良康明先生は、人間の苦しみは結局のところ「ないものをねだり」「限りなくねだ」って、欲求不満におちいるところから生じると言われました。
    人間の持つ「欲」「執着」が苦しみの原因であるということです。
     朝詣りでお唱えする延命十句観音経に「常楽我浄」という経文があります。
    実は二重の意味を持つ教えです。
     まず、四つの誤った考え方として説かれます。
    すなわち、
    この世のすべては移ろい変わりゆく無常なるものであるのに永遠不滅なものを追い求めようとすること。(常)
    無常であるからすべては自分の思い通りにならない苦しみであるのに刹那の楽に溺れてしまうこと。(楽)
    無常であるから自己も常に変わりゆくものであるのに、永遠不滅の自己があると勘違いして自己中心になること。(我)
    すべてのものは腐り壊れて行くものであるのに、一時の美しさ清らかさを永遠不滅と錯覚し追い求めること。(浄)
     これらは自己中心の欲望と執着によって生まれた四つのひっくり返った考えであり苦しみの本になっているのだから、現実をありのままに見て正しい考えに戻さなければならないと、お釈迦様は説かれました。 
     欲望と執着を離れるとどうなるのか。
     無常の世は常にすべてが新しくなります。
    人生は、人それぞれの行いとそれに関わる縁から生まれます。
    そうすると人生とは出会いです。
    出会いが喜びであり素晴らしいものであったら、いつまでもそれが続けと執着するのではなく、それに恵まれたことを感謝すればいい。
    その時、喜びは無常の理(ことわり)から放たれて、その人の人生で無上のものとなります。
     
     自分自身も常に変わってゆきます。
    できあがっている自己に執着するのではなく、未来に希望を持ち今を一所懸命に生きるのです。
    そこには自己の否定ではなく、今あることへの感謝があります。
     美しいもの、魂を震わせるものに出会ったら、感動に身心を任せればよい。
    変わりゆくもの、壊れゆくものの一番素晴らしいときに出会ったのですから。
     以上が延命十句観音経の「常楽我浄」の意味です。
     
    令和3年5月15
    宇都宮市東戸祭1-1  祥雲寺住職  安藤明之
    十八日の朝詣りは午前6時から行います。
曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。