ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

お知らせ 栃木県宇都宮市の祥雲寺(曹洞宗) | 桜や祭りが名物の寺

座禅会の記事

  • 令和元年7月 朝坐禅会「指月の会」案内

    2019年7月21日

    境内の蓮池 年々生育が良くなってきました。

    ミソハギの花。 もうじきお盆です。

     

    自証自悟(『正法眼蔵』自証三昧より)

     

     去年から、県内の有志による正法眼蔵の勉強会を定期的に行っています。

    福井県永平寺を開かれた曹洞宗の高祖道元禅師は、その思想の集大成として大著『正法眼蔵』を遺されました。

    曹洞宗の人間として読み込まねばならない所ですが、難解なところが多く、中々手が伸びていかない。だからこそみんなで集まって読もう、ということで自主学習会となりました。

    独りでは大変でもみんなでやるならばどうにかなるし、むしろ面白くもなる。

    僧宝の功徳、僧団のありがたさ、ここに現成せりしかな。

     

     さて、上記の言葉は眼蔵八十八巻の内の『自証三昧』に用いられる言葉です。

    ある老師は、眼蔵を一つ勉強するならばこの章をこそ読みなさいと説かれていて、漸く手をつけることが出来ました。

     

     この道を行く者は伝統的には自らを証し自ら悟るべきもの(自証自悟)ではあるが、それは独りよがりの思い込みであってはならず、伝えられてきた経典や先達となる師の薫陶あって初めて身につくものである。

    そして教えを受けたならば、それを実践し人に説くことをためらうべきではない。

    「他人の為に説くということは、自己のために説くことに他ならない」

    他人に説くことで自らも反芻し、それがいつしか自らのものともなりえるだろう。

    だからこそ、半可通の身であるともためらわず歩み出すことで、道は深まり、そしてそれこそが自分と他者が共に道を成すことへとつながろう。

    このように自他共に体得する、それこそが仏祖の大道である。

    (意訳による大意)

     

     私が本山での修行を終えて、雀宮善応院で坐禅会を始めて、もう十五年程になります。

    修行道場でやってきたことではあれど、人に説明する練習などまったくしていない身でどうしたものかと頭を抱えながらなんとか微力を尽くしてきました。

    おかげなのか近年は、この道の妙味や難しかった正法眼蔵の味わいが一層感じられるようになった気がします。

     

    願わくは、我らと衆生と皆共に仏道を成ずることができますように。

     

    祥雲寺副住職 安藤淳之

    一人で修行を行おうとすると、怠けてしまったり後回しにしてしまい続かない場合もあります。
    ですがみんなで行えば、難しいことでも楽しく行えるはずです。
    この朝坐禅会はそのような場となるよう始めました。
    一日の始まりを迎えるこのひと時、ご一緒に「かろやかに」生きてみませんか?

    日時:7月22日(月)朝6時半~8時(途中参加、途中退出可)

    6時30分~7時10分(一回目の坐禅)

    7時20分~8時    (二回目の坐禅)

    場所:祥雲寺本堂一階

    用意:身一つで大丈夫です。

    足の組めない方は椅子での坐禅もできます。

     

    注意:初めての方は最初に指導を行います。

    その為可能ならば一回目の坐禅から参加されてください。

    また、祥雲寺では毎週水曜夜6時(第四水曜のみ休み)、雀宮布教所「善応院」にて坐禅会を行っています

  • 令和元年6月 朝坐禅会「指月の会」案内

    2019年6月16日

    ミャンマーの沙弥(子供のお坊さん) 髪を剃り、衣を掛けるのは世界共通の威儀(格好)

    袈裟の功徳
     
     
    私たち僧侶は、仏教徒の伝統的な装束として「袈裟」をまといます。
    お釈迦様のインドより続く、出家者の正装です。
    曹洞宗の高祖道元禅師は、どんな人であっても袈裟をまとったならばその功徳によって無常の菩提を成就することができるとまで説かれました。
     
    以前ご近所の先輩僧侶が
    「私たちは袈裟の功徳によって僧侶として有ることが出来る」という話をされました。
    曰く、僧侶として修行を終えて寺に戻っても、独りで居るならばどうしても怠け心が出てきて自分に甘くなってしまう。
    でも、僧侶の格好をして人前に出るならば、と考えたときに、「らしくあらねばいかんなぁ」という気持ちが後押ししてくれて、怠け心に負けず自然に僧侶として振る舞うことが出来るようになる。
    そして僧侶としての振る舞いで人に接することで、応援までしてくれる人も現れる。
    僧形であればこそ、この清浄の生活が自ずとできる。
    これこそがお釈迦様の加護「袈裟の功徳」にほかならない。
     
     仏教とは、心をどうやって安らかなものとするかを問う宗教です。
    行いを整え、習慣を正すことによって内面を、つまり心を整えていく、それが修行です。
    そうして整えられた心の有り様こそ「ほとけごころ」であり、ほとけさまそのものなのです。
     
    最後に、「僧侶らしい」あり方を書いた古いお経を引用します。
    「幸せに至る道
     
    幸せになる道とは
    身をつつしむこと。言葉をつつしむこと。心をつつしむこと。
    つつしむことは自分を縛ることではない。
    むしろ、このうえなく安楽にする。
    そして、つつしみによって得られるのは苦しみからの脱却と幸福である。」
                            『ウダーナヴァルガ』第七
                               祥雲寺副住職 安藤淳之
    一人で修行を行おうとすると、怠けてしまったり後回しにしてしまい続かない場合もあります。
    ですがみんなで行えば、難しいことでも楽しく行えるはずです。
    この朝坐禅会はそのような場となるよう始めました。
    一日の始まりを迎えるこのひと時、ご一緒に「かろやかに」生きてみませんか?
    日時:6月17日(月)朝6時半~8時(途中参加、途中退出可)

    6時30分~7時10分(一回目の坐禅)

    7時20分~8時    (二回目の坐禅)

    場所:祥雲寺本堂一階

    用意:身一つで大丈夫です。

    足の組めない方は椅子での坐禅もできます。

     

    注意:初めての方は最初に指導を行います。

    その為可能ならば一回目の坐禅から参加されてください。

    また、祥雲寺では毎週水曜夜6時(第四水曜のみ休み)、雀宮布教所「善応院」にて坐禅会を行っています

  • 令和元年6月 観音朝詣りのお知らせ

    2019年6月16日
    5月26日 茶道教室のお茶会

    5月26日 茶道教室のお茶会

     

    椅子席でのお点前も

     

     5月に隠岐の島に行きました。世界ジオパークに指定された自然と、天皇、上皇が流された歴史を持つ島です。
     この島では、明治初年に徹底した廃仏毀釈がありました。隠岐騒動と呼ばれる松江藩と島民の争いの中で、島中の寺院すべてが破壊されました。島民は朝廷とつながって隠岐の独立を図ったのです。島の指導者たちには精神的な支えとなる人物がいました。隠岐出身の中沼了三という儒学者です。
      中沼了三は、孝明天皇、明治天皇の侍講を勤め、西郷従道、桐野利秋、中岡慎太郎などの勤王志士にも影響を与えた当時を代表する思想家です。孝明天皇の勅によって彼が奈良県の十津川村に開いた学校に学んだ村民は、十津川郷士と呼ばれて天皇家のために尽くしました。また、十津川郷士は奈良県の廃仏毀釈の中心ともなりました。
     廃仏毀釈は、日本全国の無数の寺院が破壊され、仏像や法具、文化財が壊されたり散逸したりした事件です。このような歴史的な蛮行がどうして起こったのでしょうか。
      大きな目で見ると、新しい時代が生まれようとする時に、寺院は古い幕藩時代を代表する象徴とされたのだと思います。僧侶は庶民の一番身近にいる文化人であり教師でした。寺子屋という言葉がそのことをよく表しています。同時に、寺請証文の発行など庶民支配の一端も担いました。
     天皇を中心とした世直しを図る志士たちにとって、武力を持たない寺院は格好の標的でした。寺院の横暴や僧侶の非行が喧伝されました。寺院の財産が狙われ、隠岐や十津川では破壊された寺院の後に学校が建てられました。
     中沼了三は大義名分を重んじ、行いの尊いことと卑しいことを厳しく区別して、自ら実践した人です。高潔な人の信奉者は、より過激になります。理想に違うものの存在を認めないのです。彼らに扇動された人々はさらに過激です。
      隠岐の島に残る仏菩薩の石像には、ほとんど全部に首が折られたりした損傷の跡が残ります。痛ましい限りですが、印象に残ることがありました。壇鏡の滝という落差40mの隠岐随一の滝の裏見の窟(いわや)に、お不動様、阿弥陀様、観音様と思える像が祀られていました。人々の信仰は、理念で押しつぶすことは出来なかったのです。
     令和元年615
    宇都宮市東戸祭1-1  祥雲寺住職  安藤明之
    十八日の朝詣りは午前6時から行います。
  • 令和元年5月 朝坐禅会「指月の会」案内

    2019年5月22日
    五月晴れの本堂

    五月晴れの本堂

    マーガレットの花が綺麗に咲いています。

    マーガレットの花が綺麗に咲いています。

    直指人心 見性成仏
     
     先日研修会で、中国禅宗の思想少史として駒澤大学の小川先生の講義をお聞きしました。
    上記の文言は禅宗が中国に入った唐の時代、禅宗思想を端的に表す言葉として出てきたものです。
     
     禅宗の初祖達磨大師はなぜインドから中国に渡ったのか。
    それは各々の心を指さし、その心こそ仏なのだと自覚させる為である(直指人心見性成仏)
     
     先日にも書いたことですが、私は坐禅こそが即ち生き仏であると永平寺で知ることができました。
     
     
     私の僧侶としての確信に、改めて傍証を得た思いです。
    多くの方に「ほとけごころ」を感じてもらえるよう、またこの度も励んで臨みたいです。
                                    祥雲寺副住職 安藤淳之
    一人で修行を行おうとすると、怠けてしまったり後回しにしてしまい続かない場合もあります。
    ですがみんなで行えば、難しいことでも楽しく行えるはずです。
    この朝坐禅会はそのような場となるよう始めました。
    一日の始まりを迎えるこのひと時、ご一緒に「かろやかに」生きてみませんか?

    日時:5月27日(月)朝6時半~8時(途中参加、途中退出可)

    6時30分~7時10分(一回目の坐禅)

    7時20分~8時    (二回目の坐禅)今回は出張の為一回目のみとなります。

    場所:祥雲寺本堂一階

    用意:身一つで大丈夫です。

    足の組めない方は椅子での坐禅もできます。

     

    注意:初めての方は最初に指導を行います。

    その為可能ならば一回目の坐禅から参加されてください。

    また、祥雲寺では毎週水曜夜6時(第四水曜のみ休み)、雀宮布教所「善応院」にて坐禅会を行っています

  • 写経会の案内

    2019年5月11日
    心の体操 写経会のお誘い
                                                
     毎年恒例の花祭り写経会は無事開催することができました。
      祥雲寺では5月から11月 まで、毎月第2日曜日の午後2時から写経会を開催しています。
    写経された経文は経筒に納めて傳燈閣に保存されています。
      写経は法華経や般若経に功徳無量の仏行として仏教徒が勤めるべきものであると説かれています。近年では精神の安定と充実をもたらす心の体操であるとブームにもなっています。経文の一字一字を心を込めて書写するうちに、そのような効果が生まれるのは納得できるものです。
     どうぞお気軽にご参加ください。
                        記
    令和元年度第1回 5月12日(日)午後2時より
    年間開催予定日  5/12,6/9,7/14,8/12,
            9/8,10/13,11/10
      (8月はお盆行事の都合により20日に開催します)
    納経会  12月8日
              納経料(任意)は納経会の日に納めて下さい。
    * 筆、墨、硯など必要なものは寺で用意しています。
    * 般若心経だけでなく短い経文の写経もしています。
    * 都合のつく日にご参加ください。
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。