ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

| 8月 朝詣りのお知らせ

朝まいりの記事

  • 8月 朝詣りのお知らせ

    2024年8月17日

    お盆の迎え火と古いお位牌のご供養。

     

     パリオリンピックの男子重量挙げの中継を見ました。

     

     私はオリンピックを見るのが好きで、毎回テレビで熱心に見ています。

    出発点は1964年の東京オリンピックです。

     実は、開催に向けてのお祭りムードに反発していました。

    政府が主導し、新聞、テレビが追随して国民を浮かれ上げさせていると思ったのです。三波春夫のオリンピック音頭はその代表で、なんと軽薄な歌だろうと思っていました。

    中学三年生から高校一年生にかけてのことで、哲学書に興味を持ちだした小生意気な少年だったのです。

     

     それで、10月10日の開会式のテレビは見ませんでした。

    ところが誰もが話題にしていることへの関心は捨てきれず、最初に見たのが三宅選手出場の重量挙げだったのです。

     

    そこで見たのは、選手が、呼吸を調え、精神を集中して自分の限界に挑んでいる姿でした。

    鍛え抜かれた身体には凄まじい鍛錬が見てとれました。

    人間の限界に挑んでいる人たち、その姿は、崇高でさえありました。

     三宅選手を応援していたには違いないのですが、テレビ画面に映る姿を見ていると、この挑戦はぜひ成功してもらいたいと、どの選手に対しても感じました。

    スポーツ観戦の素晴らしさを感じたのはこの時です。

     

     それからは、テレビに釘漬けになりました。

    女子バレーボールの決勝戦、アベベ独走のマラソン、その時の円谷とヒートリーの二位争い。

    時代の感動を共にすることが出来ました。

     今回、重量挙げは久しぶりに見たのですが、最初に見たときと変わらない良さを感じました。

    日本選手だけでなく参加選手全てを応援する気持ちになりました。

     

     パリオリンピックでは、運営面や審判の判定についてなど、いろいろな面で批判が出ているようです。

    実際、大切にされていたアマチュアリズムが変質し、商業主義に陥った弊害が現れているように思えます。

     しかし、それでも人間の限界に挑む選手達の姿には感動を覚えます。生命の讃歌といってもよい。スポーツの純粋さを保ち続けてもらいたいものです。

      令和6年8月15日

    宇都宮市東戸祭1-1  祥雲寺東堂  安藤明之

    十八日の朝詣りは午前6時から行います。

曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。