ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

| 平成22年お彼岸

祥雲寺の風景の記事

  • 平成22年お彼岸

    2010年9月26日

     

    いよいよ秋彼岸の時節となりました。

     

    今年は例年にない酷暑となり、彼岸の数日前までクーラーが必要になるほど

    気温の高い日が続きました。

     

    しかし「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通りとはいえ

    一転彼岸の中日には逆にストーブを引っ張り出すほどの寒さとなり

    近年のあまりの異常気象ぶりに改めて危惧を覚えます。

     

    中日を過ぎると日差しも秋らしく、

    明るくはあっても夏のような強さの無いやわらかい印象を受けます。

     

    しだれ桜の下に彼岸花が咲きました。

     

    今年は酷暑の影響で咲くのが大分遅れましたが(昨年は15日開花)

    中日の前日22日には花開き、秋の彼岸を静かに彩ってくれていました。

     

    毎年この時期に彼岸花がかかさず咲いていることを、佐野の和尚さんは

    「自然の荘厳」と形容していました。

     

    日本人が古来より大切な日として行じられてきたお彼岸に合わせ、

    この時期を荘厳(神聖な場、時間として飾り彩る)してくれる華に、

    自然の恩徳や天地の恵みを感じとる

    とても素敵な形容だな、と感じました。

     

    本日で秋彼岸も終日となりました。

     

    毎年この日に合わせて、初夏に取り払っていた障子をはめ直しています。

    丁度寒さを感じてくる時期でもあり、ちょっとした冬支度の気分にさせてくれます。

     

    本日撮った彼岸花

    彼岸花は別名曼珠沙華とも言い、法華経等の仏典に由来し「天上の花」の意味をもつと言われています。

     

曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。