ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

祥雲寺の風景 栃木県宇都宮市の祥雲寺(曹洞宗) | 桜や祭りが名物の寺

祥雲寺の風景の記事

  • 平成22年べんてん祭り

    2010年7月12日

     

    毎年7月7日はたなばた祭りです。

    祥雲寺ではこの日に合わせてべんてん祭りを行っています。

    七福神唯一の女性でもある弁才天(弁天様)は音楽文学技芸の神様として、古くから信仰されている神様です。

     

    祥雲寺裏手の池に咲く蓮の花。

     

    ここ数日天気が安定せず何時咲くのかと思っていましたが

    丁度良い日に花を咲かせてくれました。

    蓮の花はインドを原産とする、仏教を象徴する花としてどのお寺でも大変大切にされてきました。

     

    まつりの席を設営中の祥雲寺羅漢の会。

    天気が不安定だったので直前に設営を行っています。

    11時前になり、いよいよ開催となります。

    天気に若干の不安がありましたが、大勢の方にお集まりいただけてホッとしました。

     

    祭りが始まり、最初にご詠歌講の方達による合唱で導師と式衆をお迎えします。

     

    ご詠歌に合わせ、導師の入場となります。

    まず最初に弁天様の真言をお唱えし、般若心経を太鼓を打ち鳴らしながら読経します。

     

    続いて焼香になります。

     

    導師から洒水器を預かった式衆が焼香されている参拝者の頭に水をふりまき

    厄や障りを流して(厄難消除)今後の無事を願います。

     

    外の法要が終わった後は庫裏に入って設斎になります。

    婦人会の皆さんが作った精進料理と共に冷たい飲み物を頂きました。

     

    台所は一斉に大勢の人数をもてなすので大忙しです。

    この日は朝から何十人分の食材を切って揚げて調理をし、準備を行います。

     

    食事と共に毎年恒例のすり鉢灸を韋駄天様の前で行います。

     

    法要に使った線香を種火にして火をおこし、すりばちにもぐさを盛って頭にお灸をすえます。

    梅雨の時期まっただ中で予報も降水確率50%の悪条件でしたが、日中は雨に降られることもなく、比較的涼しい天気の中で無事円成することができました。

     

    このべんてん祭りを迎えると、夏が始まったことを実感します。

    すり鉢灸で汗を流して健康をお祈りしたことですし

    祥雲寺の夏の終わりでもある8月29日のお施餓鬼まで張り切って頑張りたいと思いました。

     

  • 晩春の祥雲寺

    2010年5月16日

     

    桜の季節も終わり、しだれ桜も若葉生い茂る季節を迎えています。

     

    去る4月29日、祥雲寺本堂にて第27回仏教を知る会を行いました。

    最初に本堂で仏様にお参りをし、午前中に曹洞宗「修証義」の解説を住職が行います。

     

    午後の時間は毎回違う方を講師にお招きし、様々なお話を聞ける場所としています。

    今回は埼玉県東陽寺住職の鈴木永城老師に御講演頂きました。

     

    5月になり、連休に入ったところで

    すっかり毎年恒例になってしまった

    昭和わんぱくくらぶによるたけのこ掘り会を行いました。

     

    わんぱくくらぶは祥雲寺門前にある昭和小学校の放課後児童交流会です。

     

    毎年たけのこの時期になると、土に慣れ親しんでもらおうとたけのこ掘りを行っています。

    今年は晴天に恵まれ、お父さんお母さんと笑顔で楽しんでもらえたようです。

     

    天候不順で少し遅れたようですが

    しだれ桜横の藤棚もよい花を咲かせました。

     

    世間でミツバチが少なくなっているというのがウソのように

    ハチがぶんぶん飛び回っていました。

     

  • ハイチ地震チャリティ唄語りコンサート(4月3日)

    2010年4月3日

     

    先月末から続いていた冷え込みも一段落したおかげか

    3分咲きくらいだったしだれ桜が一気に開花して見ごろを迎えていました。

     

    今で6、7分咲き位でしょうか。来週いっぱい楽しませてくれそうです。

     

    今日は月初めの土曜日ですので石彫会「羅漢の会」の皆さんと

    恒例の羅漢拝(お釈迦様の高弟である16人の羅漢さんへのお参り)を行いました。

     

    羅漢拝が終わって、続いて本堂で美寿々すみ子先生のチャリティ唄語りの会が行われました。

     

    以前こちらのブログでも紹介しましたが

    美寿々すみ子先生は県内各地で民謡、昔語りの同好会活動を行っているシルバー大学の講師の先生です。

    各地にある同好会「みすず会」によるハイチ地震への支援活動として

    今日祥雲寺を会場にチャリティの民謡会を開催しました。

     

    今日は孝子桜のお話から入りました。

    当初想定していたより多くの方に来場いただき、先生も快調に演じることが出来たようです。

    先生の語りはいつ聞いても瑞々しさと若々しさが感じられて、楽しい時間を過ごさせてくれます。

     

    最後にはアンコールに答えてもう一話行われていました。

     

    終わりに今日良く取れた写真を三枚載せておきます。

     

  • 平成22年春彼岸(中日)

    2010年3月21日

     

    今日3月21日は春彼岸の中日になります。

    予報では風雨の強い荒れた天気になるとのことでしたが

    朝のみの雨で済みました。

     

    今年は土日月と3連休になったので、例年より散らばってきているようです。

    昼ごろは大陸からの黄砂が飛来して、外で目をあけているのが若干辛くなってしまいました。

     

    今朝がた祥雲寺のしだれ桜も開花を確認しました。

    去年の開花が3月20日だったので、ほぼ同じくらいのようです。

     

    今月末位が見ごろになりそうです。

    開花情報はHPの方で随時更新していきます。

    ⇒祥雲寺ホームページ

     

  • ハイチ震災チャリティのお知らせ

    2010年3月15日

     

    お彼岸も近くなり、大分寒さも和らいできました。

    参道の梅林も紅梅から白梅へと移り変わり、徐々に春めいてきています。

     


     

    近くに座ると、ほんのりと白梅の香りが包んでくれます。

     

     

    黄梅はもう少ししてからが見ごろになりそうです。

    話変わりまして、チャリティ民謡のお知らせをします。

    昨年12月1日の無縁供養大祭の折に、県内各地で活躍されている美寿々すみ子先生に唄語りを披露していただきました。

    そのご縁もあり、ハイチ地震の被害報道に際し、支援を行う為に祥雲寺を会場にチャリティ民謡を4月3日に行うことになりました。

     

     

    美寿々先生はシルバー大学で昔語りの指導を行い、県内各地で同好会を立ち上げ、精力的に活動を行っている方です。

    先生の昔話の唄語りは一般にイメージされる古臭いものではなく、みずみずしく生き生きとした、まさに「血の通った」昔語りといえる面白いものです。

     

    4月には境内も丁度桜の開花を迎える時分になります。

    花見に合わせて、多くの方にお越しいただきたくお知らせいたします。

    • 日時:4月3日午後2時より
    • 場所:祥雲寺本堂1階

     

祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。