ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

| 入り口横の小山、補強工事開始

祥雲寺の風景の記事

  • 入り口横の小山、補強工事開始

    2009年6月6日

     

    以前三月ごろこちらでも書きましたが

    正面入り口横にある33観音霊場の終わり3札所が祭られている小山の崖が

    夜中崩落しました。

     

    ようやく5月の末から崩落した石の撤去と崖の補強に着手し始めることができました。

     

    重機でもなかなかどかせられないので

    くさびを打ち込んで小さくしながら引き落としていきます。

     

    今の祥雲寺本堂が建っている場所は昔は山でした。

     

    昭和23年祥雲寺がもらい火で火事になり、

    昭和50年ごろ山を削り、平地にした所に本堂を再建したのです。

     

    境内の幾つかの個所には当時削り取った後の地層がむき出しで残っています。

    その為昔何度かあった化石ブームの際、地元の子供が化石の採掘にたくさん訪れたそうです。

    まったくの想定外でしたが、当時彫りこまれた箇所が今回の崩落の原因だとか・・。

     

    今は殆ど埋まってしまいましたが崩落個所の下にかなり深く彫りこまれた箇所がありました。

    いや何事も侮れないものです。

     

    この小山自体大分もろい個所が目立つ為、これを機会に全体を補強することになりました。

    全体を石で覆い、ピラミッド状にして出っ張りを削って城の石垣みたいに囲ってしまう様です。

     

    石屋さんの手が空いている際に少しずつ進めていくことになるので完成は来年になります。

    職人さんの腕は確かですので完成が今から楽しみです。

     

曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

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