ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

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| 平成28年1月 観音朝詣りのお知らせ

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  • 平成28年1月 観音朝詣りのお知らせ

    2016年1月17日

     

    元朝大祈祷。夜を徹して祈祷し、そのお札をお檀家に配っています。

     

    一生の年月これ何ぞ必(ひつ)ならんや

    万事(ばんじ)回頭(かいとう)するに得失(とくしつ)に非ず(道元禅師の言葉)

     

    明けましておめでとうございます。

     

    この道元禅師の言葉は、四行からなる漢詩の前半です。

    「人生において、こうすれば必ず幸運が訪れるという方法などありはしない。過ぎさったことを振り返ってみれば、これがうまくいった、これは失敗だったと決めつけることは誤りである。」という意味です。

     

    我々が無常の世に生きている身であってみれば、よかれと思ってしたことも運悪く失敗の原因となってしまったり、失敗と思っていたことも長い目で見て人生の糧となっていたりすることは数多くあります。

    要するに、人生を人間の知恵で解明することなど出来はしないのです。

     

    さて、実はこの後が道元禅師の大切な教えで、詩の後半には、それかからこそ私たちは仏様の教えに適った善きことをなしていかなければならないとお説きになっています。

    人生すべて運次第と思って、成り行き任せで生きていくか、日常の一刻一刻を大切に生きていくかは、人それぞれです。

    しかし一所懸命生きていけば、たとえどんな運命が待っていようとも、人生の充実は残ります。

     

    得るところ少なくとも、その得るところを軽んずるなかれ

    (中村元 『真理の言葉・感興の言葉』より)

     

    平成28年1月15日  祥雲寺住職 安藤明之

     

    寒さが厳しくなっておりますので

    18日の観音様の朝詣りは午前9時から行います。

     

曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。