ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

令和3年10月 朝坐禅会「指月の会」案内 | 栃木県宇都宮市の祥雲寺(曹洞宗)

座禅会の記事

  • 令和3年10月 朝坐禅会「指月の会」案内

    2021年10月31日
    正精進 八正道
     
    5月に引き続き、八正道6番目の正精進をテーマにします。
     
    5月の案内で八正道の説明を取り上げました。
    世に生きる迷い悩み苦しみを滅する事の出来る術がある、それには八つの正しい行い、道を歩みなさいというものです。
    私の大学時代の先生は、仏教とは業すなわち習慣の宗教と説かれていました。
    ある講義で、こんな交通標語で説明をされていました。
    「交通マナー、守るあなたが守られる」
    交通マナーを守ることによって、道路で起こりうる交通事故から身を守ることが出来る。
    守ろうとする意識や習慣が、様々な害からむしろ身を守ってくれるようになる。
    仏教における戒、盗まない殺さない犯さないなどの、しないことを誓うのもこれと同じです。
    悪いことをせず、良いことを心がけ、習慣としていく。
    繰り返し身に付き習慣となったそれが、自ずと善きを選び悪しきから遠ざかる自分にしてくれる。
    業、すなわち習慣の功徳こそ肝心と教わりました。
     
    今回の正精進とは、正しい精進、道に努め励むこと、と現代語訳されます。
    古い仏典を引くと
    ・すでに起こった不善を断ずる
    ・未来に起こる不善を生こらないようにする
    ・過去に生じた善の増長
    ・いまだ生じていない善を生じさせる
    という四つの実践について努力すること、となります。
     
     この事を考えるときに思い出される故事を一つ紹介します。
    ある日、中国の詩聖白楽天が道林禅師に、「仏の教えとはどういうものでしょうか」とたずねました。
    道林は
    「悪いことをしてはいけない、善いことをしなさい、そして自分の心を浄めなさい、これが仏の教えである」と答えました。
    白楽天は「そんなことなら、3歳の童子でもそう言うでしょう」と言うと、
    道林禅師は「たとえ3歳の童子が言い得ても、80歳の老翁でも実践することは難しい」と答えました。
     
    仏教とは、人の日常の生き方そのものです。
    精進とは、良いと分かっていても成しがたい道を努力して歩む事です。
    心して努め励むことで、やがて習慣化して身について、難しかったことが自然と成せるようになり、自ずと身心が整えられていく。
    正しい精進とは、このような日々の努力なのでしょう。
     
     
     偏りのない、こだわりのない、囚われのない時間。
    欲から離れた、我を起点としない時間。これがそのまま非思量、ほとけ心に生きられる修行です。
    我を離れることの出来る閑かな時間を、御一緒にいかがですか?
    祥雲寺副住職 安藤淳之
    当分の間は6時半開始、一炷(坐禅一座)のみとなります。
    初めての方は15分前に来てください。
    次回は11月22日となります。
    また、雀宮善応院坐禅会は第四水曜日以外毎週行っています
曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。