ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

宇都宮 座禅 宇都宮 座禅会 | 30年8月 朝坐禅会「指月の会」案内

座禅会の記事

  • 30年8月 朝坐禅会「指月の会」案内

    2018年8月26日

    8月16日、送り盆。本堂の前では午前中送り火を焚いています。

     

    羅漢渓では蓮がそろそろ見頃の終わりを迎えています。

     

    生をあきらめ死をあきらむるは仏家一大事の因縁なり

                               『正法眼蔵』永平道元

     

    先日座禅会にて、葬儀の現代化について参加者から話が出ていました。

    聞くところでは、ロボットに僧侶の装束をさせてお経や法話を再生させ、木魚や鐘をならして法事を代行するサービスの展示なるものが行われていたそうです。

    そうした代行業者に葬儀法要の仕事をもって行かれたら収入がなくなってしまうのでは無いのか、と聞かれることもありますが、私はあまり心配していません。

    駒沢の安藤嘉則教授の講義によれば、全国の数多の寺院は、集落として力を持ってきた全国の村々で弔いをしてほしいという要望を受けて僧侶が求められたからこそあるのだそうです。

    そして、僧侶にお弔いが依頼されたのは、「如何に生きるか(如何に死ぬか)」という人生の命題に同じ人間として取り組んだ人なればこそだと思っています。

    ロボットのマニュアル再生のお話、あるいは発展すればAIによって臨機応変な法話といったものも将来あり得るのかもしれませんが、そこには同じ人間だからこそ相通じる「共感」があり得る物ではありません。

    そんなことを心配するならば、自らの精進を如何に人に聞きやすく説けるかを悩むべき、というのが私の思うところです。

                       祥雲寺副住職 安藤淳之

     

    一人で修行を行おうとすると、怠けてしまったり後回しにしてしまい続かない場合もあります。
    ですがみんなで行えば、難しいことでも楽しく行えるはずです。
    この朝坐禅会はそのような場となるよう始めました。
    一日の始まりを迎えるこのひと時、ご一緒に「かろやかに」生きてみませんか?

    日時:8月27日(月)朝6時半~8時(途中参加、途中退出可)
    6時30分~7時10分(一回目の坐禅)
    7時20分~8時    (二回目の坐禅)

    場所:祥雲寺本堂一階

    用意:身一つで大丈夫です。
    足の組めない方は椅子での坐禅もできます。

    注意:初めての方は最初に指導を行います。
    その為可能ならば一回目の坐禅から参加されてください。
    また、祥雲寺では毎週水曜夜6時(第四水曜のみ休み)、雀宮布教所「善応院」にて坐禅会を行っています。

曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。