ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

宇都宮 座禅 宇都宮 座禅会 | 27年9月 月例早朝坐禅会「指月の会」案内

座禅会の記事

  • 27年9月 月例早朝坐禅会「指月の会」案内

    2015年9月22日

     

    ブッダガヤー大菩提寺、金剛座の垣根。

     

    夜分にもお参りの人は絶えません。

     

    菩提樹の垣の真中に金剛座がある。昔、賢劫の初めにできたもので、大地と共に出たものである。

    ~賢劫中の千仏がここに坐り金剛定に入られたので金剛座と言い、悟りを開かれた所であるので菩提道場とも言う。

    『大唐西域記』6.2 金剛座

     

    昨年のはじめにインドの仏跡(お釈迦さま由来の遺跡)参拝をしてきました。

    大変に素晴らしい巡礼であったので、来年二月にお檀家さん方と団体参拝旅行をするべく計画中です。

    今度は先導する立場となるので勉強を始めましたが、テキストとして最適と手に取ったのが玄奘三蔵の『大唐西域記』です。

     

    玄奘は唐の時代の僧侶です。

    仏教を構成する経(仏の教え)、律(僧侶の決まり事)、論(仏教の解釈論)の三つをきちんと習得した人への敬意の表れとして玄奘三蔵とも呼ばれます。

    玄奘は仏教を学ぶ中で釈尊が実際に歩まれたインドの地と、そこに根付く最初のころの教えに憧れ、ついには国禁を犯して出国します。

    シルクロードを歩みヒンドゥークシュ山脈を越えてインドに渡り、16年をかけて各地を回って膨大な経典を中国に持ち帰りました。

     

    この旅行の記録が『大唐西域記』です。

    当時のインドや中央アジアの貴重な記録であり、これを元とした伝奇小説『西遊記』を知らない人はいないでしょう。

     

    上記の文はお釈迦様が悟りを開いたブッダガヤーを見聞した章のものです。

    お釈迦さまは29歳で出家をされ、6年間の苦行を経て、坐禅こそが悟りへの道と見極められて、菩提樹の下に座して坐禅をされました。

    悟りを開かれた地ブッダガヤーは聖地としてお参りの人は昼も夜も絶えません。

    それは、お釈迦様の教え、心の平安を説く仏教が、現代社会においてなおのこと必要とされているからであるのだと思います。

     

    祥雲寺副住職 安藤淳之

     

    一人で修行を行おうとすると、怠けてしまったり後回しにしてしまい続かない場合もあります。

    ですがみんなで行えば、難しいことでも楽しく行えるはずです。

    この朝坐禅会はそのような場となるよう始めました。

    一日の始まりを迎えるこのひと時、ご一緒に「かろやかに」生きてみませんか?

     

    日時:9月28日(月)朝6時半~8時(途中参加、途中退出可)

       6時30分~7時10分(一回目の坐禅)

       7時20分~8時(二回目の坐禅)

    場所:祥雲寺本堂一階

    用意:身一つで大丈夫です。

    足の組めない方は椅子での坐禅もできます。

     

    また、祥雲寺では毎週水曜夜6時(第四水曜のみ休み)、雀宮布教所「善応院」にて坐禅会を行っています。

     

曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。