ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

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| 令和4年一月 観音朝詣りのお知らせ

朝まいりの記事

  • 令和4年一月 観音朝詣りのお知らせ

    2022年1月22日

    お隣の昭和小学校3年生の地域訪問。境内を案内説明してからの質問時間。

    門松飾りの本堂前で記念撮影

    明けましておめでとうございます。
     兵庫県の住職からの年賀状に「ブログを楽しみに拝見しております。」という言葉が添えられていました。
    ホームページのブログにこの通知は転載しています。
    とても嬉しくなりました。同じ日に大本山総持寺に登り修行を共にした人です。
      僧堂(修行道場)での修行は、曹洞宗では道元禅師、瑩山禅師が定められた日常生活を実践していくことを基本とします。
    洗面、暁天坐禅、朝課(礼拝看経)、朝粥(朝食)、作務(労働)、齋食(昼食)、法益(講義)、晩課(看経)、薬石(夕食)、夜坐。
    世間一般の生活と変わらないことも祖師の教えに則って行うことが求められます。
    例えば、食事、洗面、入浴、トイレ、睡眠などには懇切な教示があります。
     僧堂での修行に入るのには、世間の中で形作られた自己を捨てることから始まります。
    若年とはいえ、それぞれが培ってきた自己があり、それを棄てるのは容易ではありません。
    外からの無理押しがなければ難しいといってもいいでしょう。
    ですから最初の頃は先輩僧から怒鳴られっぱなしになります。
    朝三時、四時起きで睡眠時間が少ないのは辛い。
    暁天坐禅や夜坐には睡魔が襲います。
    お粥や一汁一菜の空きっ腹での作務(肉体労働)も辛い。
    一番辛いのは自分のプライドをズタズタにされることです。
      そんな時に支えになるのは、同じく新入りの修行僧たちの助け合いと励ましです。
    言葉を掛け合わなくても一所懸命に努めている姿を見るだけで励ましになります。
     自己を捨てることと矛盾するようですが、「随所に主となる」ことが尊重されます。
    与えられた役目を責任を持って成し遂げよとの意味です。
    責任は主体性がなければ持ち得ません。
    自分が、自分がという凝り固まった自己中心主義を捨てて、仏さま、祖師様のもとで自分が何をなすべきかを問うて行動すると言ってもよいでしょう。
     年賀状の方は、本山が布教事業として行っていた少年研修館や婦人会の世話役を勤めました。
    本山を下りてから教職に就きましたが、教育者としても立派な実績を残されたことでしょう。
    真摯に務める姿が思い起こされる人ですから。
     令和4年1月15
    宇都宮市東戸祭1-1  祥雲寺住職  安藤明之
    十八日の朝詣りは午前9時から行います。
曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。