ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

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| 平成22年大施餓鬼会

行事・イベントの記事

  • 平成22年大施餓鬼会

    2010年9月1日

     

    祥雲寺では毎年8月29日に

    全檀家を対象とした先祖供養の施餓鬼法要を行っています。

     

    今年も8月の終わりに、年間最大の行事を行う日がやってきました。

     

    天気は薄く曇っていて日差しも強くなく、人が集まる日として見るなら上々。

    去年から鹿沼の菊屋仏具店が出店してくれて、来る人に色々と新しい物を勧めてくれます。

     

    祥雲寺ご詠歌講の皆さんによる本尊様への奉詠。

     

    例年は午前中に発表会を行っていますが、今年は奉詠のみを行いました。

    綺麗で落ち着く音調が特徴の御詠歌ですが、やはり大人数がそろって詠みあげると迫力が出て、素晴らしい合唱になっていました。

     

    お昼時になり、檀家総会から出席されている人にお昼の振る舞いになります。

     

    例年市役所横の田中そば屋さんが出張してくれて、

    そば屋のそばうどんが婦人会の皆さんの手で配膳されています。

     

    総会会場。

    お昼を談笑しながら頂き、少し休んで午後の法話法要に臨みます。

     

    午後1時から説教師さんによる法話が始まります。

    説教師は千葉県から石川光学老師にお越し頂き、お願いしています。

     

    午後2時になり施餓鬼法要が始まります。

    お施餓鬼というのは、文字通り「餓鬼に施す」ということです。

     

    これは自らの命を尊び感謝をし功徳を願うとともに

    追善供養として三界(全ての世界)萬霊の有縁無縁の精霊を供養し

    併せて檀信徒の御先祖様方の供養を行う行事なのです。

     

    参加されたお檀家さん方の焼香。

     

    お釈迦様は

    「施餓鬼棚に新鮮な山海の飲食をお供えし、修行僧に施餓鬼会の法要を営んでもらいなさい。修行僧のお経の法力によって、少量の供物は無量の供物となり、全ての餓鬼に施されるであろう。そして、多くの餓鬼は救われ、お前も長寿を得られ、さらに尊いお経の功徳によって、悟りを開くことも出来るだろう。」

    とお弟子さんに語られたことがあり、これがお施餓鬼の由来となっています。

     

    施餓鬼会が終わって供養したお塔婆を外に並べています。

     

    本数が多い為、来た人が受け取りやすいように外に木枠を設け、

    地域や五十音順で並べて受け取ってもらっています。

     

    例年5月から準備をし始める大変な行事ですが、

    それだけにこれが終わると「夏が終わった」としみじみ感じ入ります。

     

曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

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