ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

祥雲寺の風景 栃木県宇都宮市の祥雲寺(曹洞宗) | 桜や祭りが名物の寺

祥雲寺の風景の記事

  • 3月26日の祥雲寺天然記念物しだれ桜開花状況

    2016年3月26日

     

    本日は好天の為昨日より色づいてます。

     

    一昨日は一輪だけだった花が複数開いてきました。

     

    今年は暖冬だった為早く咲くのかと思いましたが、おおむね例年と同じくらいの開花日で落ち着きました。

    4月頭くらいが見ごろになりそうです。

     

  • 新年おめでとうございます

    2015年1月17日

     

    庫裡、韋駄天前

     

    今年もどうぞよろしくお願いします。

     

  • 宇都宮ケーブルテレビの雀宮坐禅会への取材(12月3日)

    2014年12月16日

     

    雀宮の善応院では毎週水曜6時と第四日曜午後2時で坐禅会を行っています。

    今月3日に年越しの風景として、坐禅会をリポーターさんが体験している映像を撮りたい、との事で撮影しました。

     

    佐藤リポーターさんとの対談。カメラの前で話すのはすごい緊張しました。

     

    新しく来た人に作法をレクチャー。

     

    最初は観音様にお経のお唱えから始まります。

     

    佐藤さんの坐りを撮影。

     

    坐禅の部屋はこんな感じ。

     

    終わってお話。今日は職場で連れ合ってきた新顔さんが何人か。

     

    締めの撮影。一年の清めをしてスッキリ、の風景だそうです。

     

    12月15日からケーブルテレビで何回か放送するそうです。

    恥ずかしながら頑張ってみたので、見られた方に仏縁をもってもらう機会になってくれたらとても嬉しいです。

     

  • この夏の行事(下)

    2014年8月30日

     

    8月13日から16日はお盆の期間です。

    写真は本堂前に準備された迎え火の祭壇です。

     

    お盆の正式な名称は盂蘭盆会と言います。

    8月の13日から16日(地方によって違う)に御先祖をお迎えし、供養を行うこの期間を総称して「お盆」と読んでいます。

     

    初日の13日は迎え盆、16日を送り盆と呼び、この期間は彼岸より戻られた御先祖さまを迎える時期として日本全国で大切にされ、営まれてきました。

     

    8月29日は祥雲寺の年間最大行事、施食会の日となります。

    全檀家を対象とした先祖供養を行う日として、5月のころからこの日の準備をしてきました。

     

    近年は大変な暑さの中で行うことが多かったのですが

    今年は扇風機を入れるかどうか迷う程度の気温でこの日を迎えることができました。

     

    午後に施食法要が始まります。

     

    法要終わって参列された檀家さんに塔婆を配り終えると、

    今年の夏が終わった、としみじみ感じます。

     

  • 平成26年7月観音朝詣り

    2014年7月30日

     

    境内に咲くアジサイ

     

    銀座をはじめ東京の高級店街はいま大好景気だそうです。

    高級飲食店は満杯、ブランド品や高額食品が飛ぶように売れ、数億円もするマンションがあっという間に売り切れているようです。

     

    理由はアベノミクスによる株価の値上がりや、賃金上昇によって富裕層の購買意欲がいちじるしく高まったためということです。

     

    宇都宮では、景気について人に聞いても、少しは良くなっているのかなという感想を聞く程度です。

    それよりも目抜きの大通りがシャッター街と化している現実に町の衰えを感じ、消費税増税にともなう物価や公共料金の値上がりがじわじわと生活を圧迫しているのを感じています。

     

    定年を過ぎた人たちは、超低率の預金金利や、年金の削減によって、今後の生活への不安を抱えています。

     

    何よりも、いま日本を支えている世代、特に若い世代の人たちの労働環境が悪化し、ワーキングプアと呼ばれる人たちの数が増大しています。

     

    何かがおかしい。

     

    昭和では、高度成長の結果ほとんどの国民が豊かさを感じた時代がありました。

    実態はともかく、一億総中間層といわれました。

     

    いまは格差社会という言葉があり、貧富の差が増大し、支配する者と支配される者が固定化しつつあります。

    グローバル化、規制緩和といった美辞麗句のもと、よりどころとなる共同体を失った一人ひとりの国民が、激しい競争にさらされています。

    生まれるのは少数の勝者と多数の敗者。

     

    これは、アメリカを手本とする政策が推し進められ、アメリカ化した結果といえます。

    アメリカは理想社会ではなく、現実のアメリカは格差の著しい社会です。

     

    私は、社会の進む方向が間違ってしまったと思っています。

    これを正すために微力でも何が出来るかを考える毎日です。

     

    平成26年7月15日  祥雲寺住職 安藤明之

     

祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。