ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

祥雲寺の風景 栃木県宇都宮市の祥雲寺(曹洞宗) | 桜や祭りが名物の寺

祥雲寺の風景の記事

  • 本堂改装工事1

    2009年6月6日

     

    5月中旬から本堂の改装工事が始まりました。

    月末になりようやく外装の塗り直しをするための足場が完成し

    本堂の外見も大分様変わりしました。

     

    正面口と2階への外階段以外全面覆われています。

     

    覆いの中から撮影。

     

    黄色や赤の落書きのようなものは

    補修が必要なヒビや塗装の浮きを示しているそうです。

    折角ですので足場を上ってこれまで見たことのない天井付近まで行ってみました。

     

    初めて間近に屋根の銅板を見ます。

     

    思いのほか傾斜角が緩やかですので

    ここで酒盛りとかできそうだ、と言ったら同行してた業者さんが大笑いしてました。

     

    正面にかけられた額。これだけ間近に見られるのはおそらく人生でこの時だけでしょう。

    書いていただいた人の名前もはっきり読めます。

     

    額の前に飾られた鳳凰の彫り物。

     

    30年以上雨ざらしの屋根前面に掛けられていた割には殆ど痛んでいない、と

    業者さんも感心していました。

     

    30年前の本堂建設に引き続き、今回も東京の飛島建設に改装をお願いしていますが

    この鳳凰は建設の際に飛島建設で寄贈していただいたものだとのことです。

    彫り物で有名な北陸の井波で作成されたものだそうです。

     

  • 入り口横の小山、補強工事開始

    2009年6月6日

     

    以前三月ごろこちらでも書きましたが

    正面入り口横にある33観音霊場の終わり3札所が祭られている小山の崖が

    夜中崩落しました。

     

    ようやく5月の末から崩落した石の撤去と崖の補強に着手し始めることができました。

     

    重機でもなかなかどかせられないので

    くさびを打ち込んで小さくしながら引き落としていきます。

     

    今の祥雲寺本堂が建っている場所は昔は山でした。

     

    昭和23年祥雲寺がもらい火で火事になり、

    昭和50年ごろ山を削り、平地にした所に本堂を再建したのです。

     

    境内の幾つかの個所には当時削り取った後の地層がむき出しで残っています。

    その為昔何度かあった化石ブームの際、地元の子供が化石の採掘にたくさん訪れたそうです。

    まったくの想定外でしたが、当時彫りこまれた箇所が今回の崩落の原因だとか・・。

     

    今は殆ど埋まってしまいましたが崩落個所の下にかなり深く彫りこまれた箇所がありました。

    いや何事も侮れないものです。

     

    この小山自体大分もろい個所が目立つ為、これを機会に全体を補強することになりました。

    全体を石で覆い、ピラミッド状にして出っ張りを削って城の石垣みたいに囲ってしまう様です。

     

    石屋さんの手が空いている際に少しずつ進めていくことになるので完成は来年になります。

    職人さんの腕は確かですので完成が今から楽しみです。

     

  • 本堂改装工事開始(5月18日)

    2009年5月27日

     

    5月も半ばを過ぎすごしやすい季節になってきました。

    境内の木々も萌ゆる時節を過ぎて、いよいよ緑濃く鮮やかに色づきました。

     

    天然記念物しだれ桜(5月)

     

    開花の時期はあれほどに人目を引いたのに、この時期になれば落ち着いたものです。

    少し前と比べても大分葉がしっかりとつくようになりました。

     

    境内33観音霊場札所内、28番さんです。

    この時期日中は木陰に入るのでいつでも涼しげです。

     

    後ろに見えるのが祥雲寺本堂です。

    落慶してからおよそ30年ほどが経ちました。

     

    何度か外壁の塗り直しを行いましたが、また痛みがひどくなってきたので

    今月18日より再来月7月の頭までの期間で、外壁補修工事を行うことになりました。

     

    こちらは本堂一階西側の渡り廊下出入り口です。

    この改装工事に合わせてついでにエレベーターの設置工事も行います。

    車いすでお参りや法事に来られた方も、これで楽に2階本堂までお参りできるようになります。

     

    こちらは2階西側ウィング。ここの床を抜いて鉄骨を入れ、エレベーター設置の基礎工事を行います。

     

  • 4月25日 わんぱくくらぶタケノコ掘り会

    2009年5月18日

     

    祥雲寺の坂を下ると道路の向かい側には昭和小学校があります。

    昭和小には様々な学外活動を行うわんぱくくらぶという会がありますが

    今日はわんぱくくらぶの子供たちがたけのこ堀りに挑戦に来ました。

     

    低学年の子も頑張って掘っています。

     

    寺の裏手側には山裾にそって小さい竹林がありますが

    小さいながらもこの時期はたくさんのタケノコが生えてきます。

     

    収穫物を手にニッコリ。

     

    周りに田んぼや畑が殆どなくなってしまったからか

    土いじりの経験がなかった子が大分はしゃいでいました。

    総出で収穫したタケノコの皮むき。

    皮をむいたあとあく抜きをして、皆で取れたてを頂きました。

     

    最後に皆で集合写真。

    あいにくの雨でしたがわんぱくっこはどんな時でも元気元気、始終笑顔でした。

  • 井戸工事3、そしてがけ崩れ

    2009年3月15日

     

    壊れた井戸の修復も徐々に進み、下から石が組まれ始めました。

     

    今3メートルほど石が組み上げられたところです。

     

    穴の奥にある赤い箱は足場替わりのビール瓶箱だそうです。

    これで井戸の修復もじきに終わるな、と安心していたら

     

    今度はガケ崩れが起きました。

    なんというか、更新のネタに困らないのはいいのですが、立て込みすぎてます。

     

    山の地層がはっきり見て取れます。

     

    この山は海の底だったころの泥が固まってできた山の為脆い部分が多くあります。

    夜のうちに崩れたようですが、けが人が出なかったのが何よりの幸いです。

     

祥雲寺行事案内

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