ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

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| 本堂改装工事4(欄間彫刻の設置工事)

祥雲寺の風景の記事

  • 本堂改装工事4(欄間彫刻の設置工事)

    2009年7月1日

     

    工事も佳境に入り欄間の設置工事と天井絵の設置工事がほぼ同時に始まりました。

     

    約30年前、祥雲寺が再建された際に本来本堂で最も荘厳(飾り付けをし場を整えること)に気を遣わなくてはいけない

    内陣(仏様をお祀りする部屋)の天井がベニヤ板のまま結局手つかずになっていました。

     

    3年前にこの内陣天井に絵を入れ、仏様への荘厳を完成させようとお檀家さん方に寄付を募りましたところ、当初の予想を大きく

    超えて沢山の寄付を寄せてくださいました。

     

    折角の寄付ですので予算を超える分で

    彫刻で有名な北陸井波の職人さんに欄間彫刻をお願いし、

    3年がかりで完成した彫刻が今回設置されるに至りました。

     

    大間(仏様をお祀りする内陣の正面側)上部から設置が始まりました。

     

    南側の土間が諸々の工事の職人さんたちでごったがえしています。

    左側に欄間彫刻がとりあえず置かれています。

     

    こちらは南側に一列に設置される干支の彫刻になります。

    井波でもこれだけの彫り物は久しぶりだということで地元のTVでもお仕事が取り上げられたそうです。

     

    大間の南側には曹洞宗の両祖道元禅師と瑩山禅師の一代記の彫刻が並びます。

     

    この写真は道元禅師が唐に渡り、老典座(調理を担当する修行僧)に諭される場が彫られています。

     

    余談ですが今年の春先に上映されていた映画「禅ーZEN」でもまさにこのシーンが演じられていました。

    昨年栃木のお寺で撮影されていた際、私も一修行僧役としてお手伝いしてきました。

     

    大間の欄間が設置完了しました。

    両側に獅子が、中央に鳳凰が彫られています。

     

    続いて南側の設置に取り掛かっています。

    工事が大分続いているので本堂の中が大分ほこりっぽくなってしまいました。

     

曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

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