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31年2月 朝坐禅会「指月の会」案内
2019年2月13日皆まさに塔を建てて供養すべし 故は如何まさに知るべし この所は即ち是道場なり
『妙法蓮華経如来神力品』
来たる2月19日から祥雲寺主催ミャンマー参拝旅行に行って参ります。
この企画は平成28年のインド仏跡参拝旅行から温めてきた物です。
今回の企画の三本柱として
・他国の仏教信仰、文化に触れる。
・宇都宮は太平洋戦争時、駐屯兵団がミャンマー方面に出兵した為インパール作戦従軍の帰還者、戦没者が多い。
故に縁故の地の子孫として今も現地で守られている戦没者慰霊碑にお参りを行う。
・もちろん折角の海外旅行、観光を楽しむ。
を掲げ、計画してきました。
ミャンマーは国民の大半が仏教徒の仏教国です。
国土の至る所にパゴダと呼ばれる仏塔が建てられ、お参りされています。
塔というのは仏教のシンボルでもあるのです。
お釈迦様は80歳の2月15日に亡くなられ、その遺体は火葬されて分骨され、沢山の塔に納められて崇拝されてきました。
法華経の神力品に曰く
「いかなる所でも塔を建てて供養しなさい。道を歩む者は仏塔を人生の問題を解決する道場と見定め、ここで修行し智慧の眼を開き、涅槃の境地に入ったのだ」
塔こそ仏教のシンボルとされたからこそ、日本のお寺でも三重の塔などの仏塔が建てられ、お墓も仏塔を模した石塔が建てられてきたのです。
ミャンマーの旧首都ヤンゴンの中心には、同国の信仰の中心ともなっている壮麗な仏塔、シュエダゴン・パゴダがあります。
お釈迦様が悟りを開いた直後、帰依した旅の商人が数本の髪の毛を頂戴し、それを塔に奉ったことが起源だそうです。
願わくはこの参拝旅行が良い縁と、参加者皆にとって素晴らしい機会となる様、私も心して最後の準備に臨みたいと思います。
祥雲寺副住職 安藤淳之
一人で修行を行おうとすると、怠けてしまったり後回しにしてしまい続かない場合もあります。ですがみんなで行えば、難しいことでも楽しく行えるはずです。この朝坐禅会はそのような場となるよう始めました。一日の始まりを迎えるこのひと時、ご一緒に「かろやかに」生きてみませんか?日時:2月18日(月)朝6時半~8時(途中参加、途中退出可)ミャンマー参拝の為今回は第三週開催
6時30分~7時10分(一回目の坐禅)
7時20分~8時 (二回目の坐禅)
場所:祥雲寺本堂一階
用意:身一つで大丈夫です。
足の組めない方は椅子での坐禅もできます。
注意:初めての方は最初に指導を行います。
その為可能ならば一回目の坐禅から参加されてください。
また、祥雲寺では毎週水曜夜6時(第四水曜のみ休み)、雀宮布教所「善応院」にて坐禅会を行っています