ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

宇都宮 座禅会 栃木県宇都宮市の祥雲寺(曹洞宗) | 桜や祭りが名物の寺

宇都宮 座禅会

  • 27年5月月例早朝坐禅会「指月の会」案内

    2015年5月20日

     

    お前の苦しみを、じっとみつめて見よ。

    誰々にののしられたか、誰々により損害を受けた、

    誰々に手ひどく負かされた、誰々に盗まれた、

    という思いを抱いてはいないか。

    その思いがすでに怨みであると知りなさい。

    怨みを抱いた人生は重いものだ、安らぎというものがなくなってしまう。

    いっさいの怨みを棄てよ。

    今まで抱いてきたあれこれの思いをさっぱりと棄てよ。

    棄てれば、必ず軽くなる。

    棄てて、かろやかに生きなさい。- 『スッタニパータ』第一章 -

     

    静かな処で何をするでもなく落ち着いて瞑想をすることで心身の調子が整う、という事は昔から広く知られ、行われてきました。

    近年では科学的分析により血圧が下がる、海馬の機能が促進され脳内の情報整理がされる、精神安定に重要な働きをするセロトニンの生成が促される、等の効果が確認されているそうです。

    しかし坐禅は、これらの効果を内包しながらも、何も求めないで只ひたすらに坐る事こそ最上のものである、と伝えられてきました。

     

    私はそれは、「軽くなる」からだと思います。

     

    人間生きていれば百人百様、様々な想いやしがらみを背負っているはずです。

    古人は人生を「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」と形容したそうですが、時には荷を下ろし、わが身を見つめ直す時間こそ忙しい現代人に必要なものだと思います。

     

    一人で行おうとすると、怠けてしまったり後回しにしてしまい続かない場合もあります。

    ですがみんなで行えば、難しいことでも楽しく行えるはずです。

    この朝座禅会はそのような場となるよう始めました。

     

    一日の始まりを迎えるこのひと時、ご一緒に「かろやかに」生きてみませんか?

     

    日時:5月25日朝6時半~8時(途中参加、途中退出可)
       6時30分~7時10分(一回目の坐禅)
       7時20分~8時(二回目の坐禅)

    場所:祥雲寺本堂一階

    用意:身一つで大丈夫です。
    足の組めない方は椅子での坐禅もできます。

     

  • 4月27日スタート、月例坐禅会「指月の会」案内

    2015年4月19日

     

    本堂裏手、西国観音霊場8番さんのまわりの桜

     

    現在造成中の墓地区画、今年度中完成の予定

     

    「捨てれば必ず軽くなる

    捨てて、軽やかに生きなさい」-『スッタニパータ』

     

    先日NHKの番組で、ぼんやり術の特集、というものがありました。

    静かなところで何も行わず、ただぼんやりとすることで、頭がすっきりして血圧が下がる等の効果があり学校教育にも取り入れられている、という内容でした。

     

    お寺では、昔からこれに類することを行ってきました。坐禅です。

     

    祥雲寺でも雀宮出張所「善応院」で毎週坐禅会を行ってきましたが、今年度より宇都宮の本堂で月に一度、第四月曜日の朝に坐禅会を行います。

     

    昔から禅寺では、朝に暁天坐禅という坐禅の時間を設け、心身を整えて一日の修行に向かってきました。

    心を落ち着け体の調子を整え思考をクリアにしてくれる坐禅は、「安楽の法門」ともよばれています。

     

    時間に追われる忙しい現代においてこそ、何にも取り組まず頭をからっぽにして「軽やかになる」時間を持つことは、とても必要なことだと思います。

     

    朝の6時半から8時の間で坐禅を2回行いますが、別に間に合わなければ入れない、というものではありません。随時出入り自由です。

    最初に坐禅のやり方を説明した後は、ご都合やスケジュールに合わせて任意に行われてください。

    むしろ、そういった忙しくされている、お仕事に取り組んでいる世代の人の参加を願っています。

     

    一人では中々行えない、続けられないことでも、皆でやるなら楽しく行えるはずです。

    ご一緒にこの一時を坐禅に興じ、軽やかに生きてみませんか?

     

    日時:4月27日(毎月第四月曜日)朝6時半~8時

    場所:宇都宮祥雲寺本堂一階

    次第:6時30分~7時10分、一炷目(坐禅)
    7時10分~7時20分、経行(中休み)
    7時20分~8時、二炷目(坐禅)

    用意:身一つでいらして下さい。

    初めての方にはやり方の説明を行うので入口の鈴を鳴らしてください。

     

    祥雲寺副住職 安藤淳之

     

  • 春の行事案内(早朝坐禅会)、しだれ桜開花情報

    2015年4月1日

     

    今日の予報は曇りのち雨

     

    桜はほぼ満開、今週中は見頃です。

     

    祥雲寺では毎週水曜日夜6時(第四水曜日は休み)より、雀宮布教所にて坐禅会を行ってきました。

    この春より、宇都宮祥雲寺の方でも坐禅会を行いたいと思います。

     

    場所: 祥雲寺本堂一階

    時間: 今月より第四月曜日(今月は27日)の朝6時半~8時(随時出入り可)

     

    以前東京で「朝活禅」なる活動をしていると聞きました。

    働いている人が出勤前に坐禅を行い、心身を調えて仕事に臨もう、というものだそうです。

     

    禅宗のお寺では朝「暁天」という坐禅修行の時間があります。

    これを大勢で勤め、好い心持で一日に臨める時間を持ってもらえればと思います。

    費用をいただくものではないので、時間内であれば自由に来ていただき、一緒に坐ってみてください。

     

  • 宇都宮ケーブルテレビの雀宮坐禅会への取材(12月3日)

    2014年12月16日

     

    雀宮の善応院では毎週水曜6時と第四日曜午後2時で坐禅会を行っています。

    今月3日に年越しの風景として、坐禅会をリポーターさんが体験している映像を撮りたい、との事で撮影しました。

     

    佐藤リポーターさんとの対談。カメラの前で話すのはすごい緊張しました。

     

    新しく来た人に作法をレクチャー。

     

    最初は観音様にお経のお唱えから始まります。

     

    佐藤さんの坐りを撮影。

     

    坐禅の部屋はこんな感じ。

     

    終わってお話。今日は職場で連れ合ってきた新顔さんが何人か。

     

    締めの撮影。一年の清めをしてスッキリ、の風景だそうです。

     

    12月15日からケーブルテレビで何回か放送するそうです。

    恥ずかしながら頑張ってみたので、見られた方に仏縁をもってもらう機会になってくれたらとても嬉しいです。

     

  • 警察学校坐禅会(12月3日)

    2014年12月14日

     

    12月3日、年の瀬迫る寒い日に警察学校の皆さんが坐禅を行いにやってきました。

     

    今度卒業し、現場に着任する前に、初心を忘れず任に当たれるよう心の修養を行いたいとの事で10人ほどがいらっしゃいました。

     

    初心にかえる、との趣旨でのお話。

     

    手の組み方足の組み方を説明、警察の方たちは何時来てもピシっとされてます。

     

    本堂西側にて坐禅。

     

祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。