ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

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写経会 宇都宮 座禅 宇都宮 座禅会 曹洞宗 永平寺 観光 | 令和5年5月 朝坐禅会「指月の会」案内(21日月曜朝6時半より)

座禅会の記事

  • 令和5年5月 朝坐禅会「指月の会」案内(21日月曜朝6時半より)

    2023年5月21日

    18日の朝は境内の西国三十三観音霊場朝詣り。鈴を鳴らしお経を唱えてのプチ巡礼

     

    自淨吾意     『七佛通戒偈』

     

     境内は今マーガレットの花が咲いて春の原といった風情です。

    5月は過ごしやすくイベント行事の多い時期、私も下旬は矢板を皮切りに東京新潟そして祥雲寺本山参拝旅行で福井永平寺から三重伊勢神宮と飛び回ることになります。

    新潟の出張は永平寺修行仲間の晋山式、住職就任お披露目の式です。

    20年前の仲間の大成する姿を見てご本山へお参りをする。

    忙しいところですが有り難くもあります。

     

     大本山永平寺は厳しい修行のお寺としても有名です。

    平成14年3月、雪に覆われた永平寺に寒さに震えながら上ったこと、叱りつける古参の恐ろしさと足りない食事のひもじさは20年経っても忘れられる物では無いです。

    同時に、人生で一番美味しかった甘味は、この時期に半日山作業をしてから頂いた月一回のおしるこの振る舞いでした。

    つらいも楽しいも、どちらも色あせない思い出です。

     

     永平寺はある歌の中では心のチリが払われる場所と形容されます。

    またある老師は永平寺の修行を、佛の生き方を真似て学び身につけるものだと説かれていました。

    この掃除炊事洗濯がなぜ修行なのか何が佛の生き方なのか、そんな事を疑問に思う暇も無く季節は過ぎていきました。

    しかしやることが身について、密な集団生活の中でかまっているヒマなど無い我を離れてみてみれば、永平寺での修行の時間ほど静けさの中に生きられるものは無いのだと気づけました。

    偏り拘り囚われといったものが自分を狭め苦しめていた、それを離れる生き方を身につけるのが永平寺で学び真似るものなのです。

     

     永平寺は身を正し心を清めることの出来る場所。

    世にも希で、まさしく有り難い場所であります。

     

               祥雲寺 安藤淳之

    偏りのない、こだわりのない、囚われのない時間。

    欲から離れた、我を起点としない時間。これがそのまま非思量、ほとけ心に生きられる修行です。

    我を離れることの出来る閑かな時間、坐禅の時間を御一緒にいかがですか?

    当分の間は6時半開始、一炷(坐禅一座)のみとなります。
    初めての方は15分前に来てください。
    来月の開催は6月26日となります。
    また、雀宮善応院坐禅会は第四水曜日以外毎週行っています
曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。