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四月 朝詣りのお知らせ
2026年4月24日フランスのリサーチ会社によると、現在世界で最もブランド志向の高いのは中国人だそうです。
そして、意外にも日本人が世界で一番ブランド志向が低いとのことです。
この調査では、ブランド志向と相関関係が高いのが「今を生きる」志向とします。
今が一番大切という志向です。
これも中国が一番で、インド、タイ、フィリピンも高いのに対し、日本人、韓国人は最低ではないが低いそうです。
ただし、韓国人のブランド志向は極めて高いそうです。
この結果を紹介した記事では、中国人は刹那的快楽主義であり、日本人は高価と対になるブランドではなく、無印良品、ユニクロに見られるように、実質的なよいものを求めると結論しました。
全身全霊を込めてという言葉があるように、昔から日本人は物を作るときに自分のありったけを注ぎ込むことを尊いこととし、そこに価値を認めてきました。
それは、芸術家やすぐれた職人の作品に対してだけではなく、ご先祖や親兄弟の残したものに対しても心のこもったものという価値を与えてきたのです。
「もの」にたましいを込める、たましいを感じる価値観といえるでしょう。
シベリアを度々訪れている動物写真家の友人から聞いた話ですが、現地にはシベリア抑留者が建てた建物がまだ多く残っており、住居などは「日本人が建てた」ものとして価値が高いのだそうです。
理不尽に抑留され、奴隷的な労働を強制されたのですから、手抜き工事をしてやりたくもなります。
実際、同じく抑留されたドイツ人の建てたものは、手抜きだらけだったとのことです。
恨むべき相手にもよいものを作ってあげる、友人は日本人の悲しい性(さが)だといいました。
確かにそうでしょうが、「天知る、地知る、人知る」の精神の表れでもあり、日本人の素晴らしいところでもあると思います。
令和8年4月15日
宇都宮市東戸祭1-1 祥雲寺東堂 安藤明之
十八日の朝詣りは午前6時から行います。
