ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

しだれ桜 曹洞宗 観音朝詣り | 3月観音朝詣りのお知らせ(3月18日6時半より)

朝まいりの記事

  • 3月観音朝詣りのお知らせ(3月18日6時半より)

    2023年3月17日

    3月17日午後三時半

    もう一分咲き過ぎになっています

     3月11日、東日本大震災発生の日を迎え、新聞、テレビなど多くのメディアで特集が組まれています。

     震災が起こってから満十二年、犠牲の霊位の十三回忌に当たります。十三回忌という忌日が設けられているのは、十二支が一巡りし同じ歳になるからです。

     震災の時、津波が町を、海岸を、襲う映像は忘れることができません。

    あの中でどれだけ多くの人が死んでいったのか、思い出しても胸が詰まります。

     

     NHKでは、迫り来る南海トラフの大地震についての特集番組が放映されていました。

    東日本大震災を越える20メートル、30メートルの津波が来るかも知れないこと、犠牲者も二十万人を超すかも知れないこと、経済的損失は日本没落まで考えられること。

    被災者であったかないかに関わらず国民全体が震災の恐ろしさを知っているだけに、どうにかならないのかとも思います。

     

      必ず来ると言われ、できるだけの対策をしていても、いざその時が来たら残念ながら大災害は避けられません。

    津波が来るところに住まなければならない人はたくさんいるし、工場でも、道路でも、鉄道でも万全の対策は取りきれません

    震災の時、家族を助けようとしてなくなった人がたくさんいました。

    津波では自分の身を守ることを考えて、家族であってもその運命は天に委せなさいとの教訓が昔からあることが紹介されていました。

     

     私たちは、人間の力ではどうすることもできない自然の脅威にさらされている国土に住んでいるのだという覚悟を持たなければならないと思います。

    それは、世に言うあきらめではない。

     皆が無事でいられるための備えを怠らず、それでもだめならそれは運命とし、いのちあれば復興に身を尽し、犠牲者を悼み、未来あるものに希望を託していく。

    それは、お釈迦様がお説きになった、諸行無常の世に生きることそのものです。

     

     令和5年3月15日

    宇都宮市東戸祭1-1  祥雲寺住職  安藤明之

    十八日の朝詣りは午前6時から行います。

曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。