ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

曹洞宗 観音朝詣り | 4月観音朝詣り(18日朝六時より)

朝まいりの記事

  • 4月観音朝詣り(18日朝六時より)

    2023年4月14日

    羅漢渓に咲くミソハギの花。 祥雲寺では近年枯れてしまっていたミソハギを近所の檀家さんが植えてくれて 段々綺麗に咲くようになってきました。 8月に咲くので4月から作業をしていただいています。

     

     先月のワールドベースボールクラシックでの日本優勝は国民を熱狂させました。

    それで霞んでしまった感はありますが、
    昨年暮れに行われたサッカーのワールドカップカタール大会も、日本チームの大活躍で大いに盛り上がりました。

    ドイツ、スペインという世界の強豪国と同じ予選組となり、予選敗退は確実と言われていたのが、あろうことかその二カ国を破って決勝トーナメントに進出したのですから盛り上がらないはずはありません。
     そのスペイン戦では奇跡的なゴールがありました。

    誰もがゴールラインを割ったと思われたボールを三苫選手がゴール前に蹴り返し、田中選手がゴールを決めました。

    ビデオ判定の結果、ボールはゴールラインに数ミリ残っておりゴールが認められたのです。

    サッカー試合の判定に審判の補助としてビデオ映像が取り入れられた結果の逆転ゴールでした。

     このゴールについて面白い意見がありました。

    これまで、ビデオによる判定を取り入れるべきだと主張してきたイギリスの元サッカー選手のものです。

    誰もが外に出たと思ったことが覆るようならビデオ判定はやめるべきだというのです。
    これに対しては、ヨーロッパのチームが負けたから意見を変えたのだろうとの批判がありましたが、私は傾聴すべきことだと思いました。

     それは、本来人間が責任を持って為すべきことである審判や判断を、機械に頼ってはならないということです。
     だれもが出ていると思ったボールが実は残っていた。

    機械がなければ誤ったであろう審判を正しいものに導いた。

    良いことのように思えますが、その行き着く先は、審判は機械に任せるということになってしまわないでしょうか。

    さらに進んで将来、裁判でさえ高度化した機械に頼って判決が下されることもありうるとは妄想でしょうか。

     機械が神(カミ)化することはあってはならない。

    まちがいを覚悟しても判断は人間がするべきです。

     令和5年4月15日
    宇都宮市東戸祭1-1  祥雲寺住職 安藤明之
    十八日の朝詣りは午前6時から行います。

曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。