ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

お祭り ご祈祷 写経会 宇都宮 座禅 宇都宮 座禅会 曹洞宗 観光 観音朝詣り | 7月 朝詣りのお知らせ

朝まいりの記事

  • 7月 朝詣りのお知らせ

    2025年7月16日

     

     輪廻説は、生き物が死をもって終わりを迎えるのではなく、新たな生き物となってつぎの生を迎え、それを無限に繰り返していくという思想です。

    輪廻転生とも言います。

     

     この説の当否を断言することは私にはできませんが、一つだけ確実に言えることがあります。

    それはこの説が、この世に生を受けたもの全てが、大きな命の流れの中に共にあるという観念を根底にしているということです。

    そこからは、生けるものは本質的に平等であるという観念が生まれ、生きては死にゆくあらゆる命への深い愛惜の思いが生まれます。

    「生きとし生けるもの」という言葉にはそんな思いがこもっていると、私は感じています。

     

     おのれに引き比べて、他のものの痛みを知るべし、悲しみを知るべし、という仏様の教えには、万物共生の思想があると思います。

    全てのものが自らの滅びの悲しみをかかえながら共に生きるものであるという思いの中から、あわれみの心を持っていつくしむべしという慈悲の教えが成り立ち、またそれに反して傷つけ合ってはならないという仏教の倫理の根本になる戒めも生まれるのです。

     

     私は僧侶として、仏教徒として、仏様の教えを戴いて生きています。

    しかし、経典に記されている言葉の中には相互に矛盾することもあり、また信じがたいものもあります。

    私にとっては輪廻説もその一つです。

    しかしそこには凡夫には計り知れない深い意味が隠されているのだと思って考察を重ねたいと思っています。

     

     令和7年7月15日

    宇都宮市東戸祭1-1  祥雲寺東堂  安藤明之

    十八日の朝詣りは午前6時から行います。

曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。