ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

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朝まいりの記事

  • 12月 朝詣りのお知らせ

    2025年12月20日

    十一月下旬、祥雲寺の境内は紅葉の季節です。

    樹々や草々が一年最後の彩りを見せてくれます。

    紅葉といっても彩りは様々です。

     

     カエデやドウダンツツジの深紅、ヤマボウシは赤、黄が複雑に入り交じります。

    銀杏の鮮やかな黄色、ツタの黄色に松の緑が混じります。

    六十年程前に苗木で植えたメタセコイアが巨木になり、燃えるような赤茶色は圧巻です。

    唱歌「もみじ」の歌詞の通りに、木々の色模様は夕陽に映える時、とりわけ美しい。

     

      この年頃になって、草々の枯れた様にも心を留めるようになりました。

    綺麗に色付くのはまれ。

    茶色に、或いは白茶けた最後の姿ですが、それぞれが異なったなんとも言いがたい趣を持っています。

    間もなく葉は砕けて土に還って行きますが、一年の命を生ききった姿であり、来春の命を生み出す姿であるとも思い、尊ささえ感じます。

     

     私の結婚式の時に、父は枯れた蓮を描いた掛け軸を床の間に掛けました。

    私が驚いてこれはどういう意味なのかを尋ねたところ、これは縁起物なのだと答えました。

    いわれを聞きそびれてしまいましたので、ご存じの方がいたら教えてください。以下は私なりの解釈です。

     

     枯れた蓮の茎の下には蓮根が這っています。泥田の中にあって太い豊かな根を張っている。水温む時、そこから新たな茎を伸ばし、夏には清浄無垢な花を咲かせる。

     枯れ蓮は、命が豊かに長く続いていくことを象徴として表わしているのではないでしょうか。

     令和7年12月15日            

    宇都宮市東戸祭1-1  祥雲寺東堂  安藤明之

    十八日の朝詣りは午前6時半から行います。

曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。