ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

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| 平成25年2月朝参りのお知らせ

お知らせの記事

  • 平成25年2月朝参りのお知らせ

    2013年2月17日

     

    先月の朝詣りが始まる直前、私は転倒して頭を強く打ち、国立宇都宮病院に入院いたしました。

    幸い、手術することなく院内での投薬による治療ですみました。

     

    入院は私にとっては生まれて初めてのことでした。入院患者としていろいろと考えることがありました。

    私も入院当初には肉体的な辛さがあったのですが、これは入院するほどの患者なら誰もが感じていることでしょう。

    重症の人と比べれば実際に私程度は問題にもならないものでしょう。

     

    肉体的、精神的辛さを乗り越えていくのは、忍耐力、希望、あきらめなど、それぞれの患者の意思や力によります。

    しかし、それを支えてあげる人たちの力も大きなものです。

     

    私の場合には、妻はもとより、遠くにいる子供たちが何度も来てくれました。

    家族がそばにいる安心感はかけがえのないものだと実感しました。

     

    また病院のスタッフの丁寧さに感心しました。

    医師は信頼の中心です。

    毎日来てくれて経過を話し合ってくれることが安心感となり、闘病の励みになります。

     

    そして看護師さんたちの分け隔てない親身さには感心しました。

    同室にはしょっちゅうナースコールをして怒鳴りまくっていた人もいました。

    病状からやむを得ないかもしれません。

    そういう人にたいしても、すぐにきて丁寧な看護をしていました。

     

    母の最晩年、何度か老人ホームのショートステイを利用いたしました。

    いくつかのホームに行ったのですが、その時に感じたのは、老人にとってありがたいのは、設備が新しくて見かけがよいことよりも介護スタッフの親身さであるということでした。

    それは、今回の病棟でも感じたことです。

     

    高齢社会が進んでいく中で、看護や介護は益々重要な社会問題になっていきます。

    その中で一番大切なことは、人と人との結びつき、親身さ、いわば心を大切に考えることです。

     

    平成25年2月15日  祥雲寺住職 安藤明之

     

    この度のことでご心配いただいたことに感謝申し上げます。

    今月18日に観音様の朝詣りは、勝手ながら午前9時からにさせていただきます。

     

曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。