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30年3月 月例早朝坐禅会「指月の会」案内
2018年3月23日1月22日の大雪の祥雲寺
雪に埋もれる羅漢さま
諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教 「七仏通誡偈」
先週東京の研修会に参加してきました。
大学の恩師の講義を久しぶりに聴講することが出来、
学生時代に今のように真剣に聞けたなら、と後悔するほどに
身になる勉学の機会でした。
講義中に先生が仏教思想の一例として挙げられたのが、昔どこかに掲げられていたという
「交通ルール、守るあなたが守られる」
交通標語でした。
曰く、「守るあなたが守られる」というのは極めて仏教的だとの事。
仏教を簡潔に説明しようとするとき、よく用いられるのが冒頭の七仏通誡偈です。
「悪いことをせず、良いことを行う、自らの心を浄めていく、これが仏教である。」
善い行いを心掛け習慣とすることで、身についた良い習慣が、自分の身と周りを浄めていく。
悪い行いをしないよう心掛け習慣とすることで、身についた習慣が良くないものから遠ざけてくれる。
仏教で行う修行はすべてここに基づいているのです。
仏教は生き方を考える教えです。
仏教徒は生き方を正し心の平安を実現し、その姿勢が周囲に伝播して世を平らかならしめていく。
歴代の祖師方はそうして教えを実践され、伝えてきたのだと。
故にこれこそが現代でも宗教者として行うべき平和活動であるのだと教わることが出来ました。
祥雲寺副住職 安藤淳之
一人で修行を行おうとすると、怠けてしまったり後回しにしてしまい続かない場合もあります。
ですがみんなで行えば、難しいことでも楽しく行えるはずです。
この朝坐禅会はそのような場となるよう始めました。
一日の始まりを迎えるこのひと時、ご一緒に「かろやかに」生きてみませんか?
日時:3月26日(月)朝6時半~8時(途中参加、途中退出可)
6時30分~7時10分(一回目の坐禅)
7時20分~8時(二回目の坐禅)
場所:祥雲寺本堂一階
用意:身一つで大丈夫です。
足の組めない方は椅子での坐禅もできます。
注意:初めての方は最初に指導を行います。
その為可能ならば一回目の坐禅から参加されてください。
また、祥雲寺では毎週水曜夜6時(第四水曜のみ休み)、雀宮布教所「善応院」にて坐禅会を行っています。
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山本観音堂開扉法要(平成30年3月17日)
2018年3月21日市内山本の観音堂で、
山本地区の守り本尊として信仰されてきた観音様の
一年に一度の御開帳、開扉法要を17日に行いました。
山本観音堂では山本地内の人によって恵心僧都の作と伝えられる聖観世音菩薩様が代々信仰されてきました。
昭和20年代、観音様の盗難の危機があり、昭和27年の半開帳の後、観音堂を人が住める規模の御堂として作り直す計画が起こり、山本地内の人々の奉仕及び祥雲寺檀家の協力を得て、昭和36年、現在の観音堂が完成しました。
使われた木材は主に祥雲寺境内内の樹木を山本地内の人々の労力奉仕によって伐採したものとのことです。
開帳された聖観世音菩薩様。
以前は60年に一度の本開帳、30年に一度の半開帳が行われていました。
したがってお姿を見ることができるのは30年に一度だったのですが
昭和36年の落慶以後毎年に御開帳を行うようになり、白坂峰観音堂の御本尊として山本の人たちに信仰されてきています。
こちらの観音様は永らく山本の地で祀られてきましたが、
振り返ってみると江戸時内の頃には、宇都宮は全国有数の過疎地でもありました。
日光街道の要衝でもあった宇都宮は、大名などの日光参詣の度々に人馬の徴発があり
加えて天明の飢饉がおこって、人々の生活環境は大変苦しいものだったそうです。
その中でもこのように観音様を今も伝えることができたのは山本の人たちの信仰心、団結力の表れなのだと思います。
この後1時にお経を読み、来年まで扉を閉ざしました。
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平成30年3月 観音朝詣りのお知らせ
2018年3月14日宇都宮の観光ボランティアガイドへの講習会
宇都宮氏と戸祭を治めた戸祭氏の関係などをお話ししました。
お寺の年中行事の中で、一番お詣りの多いのがお彼岸とお盆です。
お彼岸は仏国土におわすご先祖に感謝の思いを捧げて祈る行事、お盆はご先祖をお迎えして供養する行事、意味は違いますが、どちらも先祖供養の行事です。
お釈迦様がお説きになった人間の最も大切にしなければならないことは感謝です。
ご先祖への供養は報恩感謝の行ですから、大切にしていかなければなりません。
お寺は、仏様を祀って礼拝し、仏様の教えを実践し人々に伝えていく道場です。
それと同時にお檀家のご先祖を供養する菩提寺という大事な側面を持っています。
住職が葬儀に当たって新亡霊位を仏様の世界に導く引導作法を執行し、戒名を過去帳に記載して寺が存続する限り供養していくのです。
このことは、毎朝の勤行(おつとめ)によく現れています。
最初に本尊様への礼拝と祈りがなされ、次いで教えを伝えてこられた祖師方への報恩供養、そして最後に檀家のご先祖への供養のお経を読みます。
宗派を問わずにどの寺でもなされていることです。
住職は、仏様の道場を護っていく僧侶としての使命と、将来にわたって檀家のご先祖の御霊を祀っていく職務としての責任と義務を負っています。
葬儀や法事に当たってお檀家からいただくお布施は、寺を守っていくため大切なものです。
金額を決めることは出来ないけれども、お檀家のみなさまが普段になされている仕事や労働の対価に比べて多額の喜捨をしていいただいているのは本当にありがたいことです。
これは寺と檀家が将来も共にあり続ける、たとえ絶えることがあっても寺は檀家の先祖を守り続けるという付託がされていることでもあります。
世の中には、何百億円、何千億円という浄財を集めて大伽藍を建立している宗教団体があり、巨額の寄付をした人のことを聞くことがあります。
寄付は志に基づくものですから、それを他人がとやかくはできないけれども、常の菩提寺の住職は、檀家の将来が危ぶまれるような寄付を自ら勧めることは決してないと思います。
平成30年3月15日 祥雲寺住職 安藤明之
18日の朝詣りは午前6時から行います。
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30年2月 月例早朝坐禅会「指月の会」案内
2018年2月24日「蓋し一色の弁道による」 『典座教訓』
今年から県内有志で集まって勉強会を行っています。
一人では中々熟読出来ない難解な古書も、皆で集ってワイワイしながら読めば楽しく理解を深められる。
これぞ大衆の威神力、皆で行うことの有り難さを改めて感じます。
この勉強会の最初の一冊は道元禅師の『典座教訓』となりました。
鎌倉時代、中国から帰ってきた道元禅師は、当時寺の下働きの役目であった調理こそ、修行として極めて大切な役割であり、典座(調理担当の僧侶)こそ仏道修行そのものであると、この本を通して強く表明されています。
関西の僧侶にネルケ無方さんという曹洞宗の方がいます。
この方はドイツで学生のころ坐禅サークルで仏教に触れて、兵庫の安泰寺に飛び込み修行僧となりました。
入門の際に師匠から「お前が安泰寺をつくるのだ」と言われ感激したそうですが、来る日も来る日も掃除や調理ばかりで、修行らしい修行は出来ないことに不満を漏らしたところ、今度は師匠から「お前のことなんか知るか」と言われ落胆したそうです。
しかし後日思い返してみれば、仏道修行とは我執を捨て心をととのえていくことであり、皆で連携して雑事をこなし寺を運営し、共に修行の場をつくっていくなかで自分の修行を主張するばかりであった自分への叱咤は当然であり、むしろこれこそが「我執を離れろ」という師匠の激励の言葉であったのだと気づかれたそうです。
『典座教訓』では典座のことを、悟りを求める深い心をおこした人達だけが、いつも役にあてられてきた職である、と説いています。
「蓋し一色の弁道による」(思うにそれは、典座の職というものが、純粋で雑念のない仏道修行そのものであることによる)
食事を戴くことは生命を繋ぐ為に必須のことであり、修行僧にとって修行を完遂し悟りをひらく為に無くてはならないこと。
自らの修行を優先するのではなく、共に道を歩む輩の為に活力を養わせる典座こそ尊い役割であり、我執を離れる浄行そのものである。
道元禅師の修行観、その姿勢に叱咤激励される思いであります。
祥雲寺副住職 安藤淳之
一人で修行を行おうとすると、怠けてしまったり後回しにしてしまい続かない場合もあります。
ですがみんなで行えば、難しいことでも楽しく行えるはずです。
この朝坐禅会はそのような場となるよう始めました。
一日の始まりを迎えるこのひと時、ご一緒に「かろやかに」生きてみませんか?
日時:2月26日(月)朝6時半~8時(途中参加、途中退出可)
6時30分~7時10分(一回目の坐禅)
7時20分~8時 (二回目の坐禅)
場所:祥雲寺本堂一階
用意:身一つで大丈夫です。
足の組めない方は椅子での坐禅もできます。
注意:初めての方は最初に指導を行います。
その為可能ならば一回目の坐禅から参加されてください。
また、祥雲寺では毎週水曜夜6時(第四水曜のみ休み)、雀宮布教所「善応院」にて坐禅会を行っています。