ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

栃木県宇都宮市の祥雲寺(曹洞宗) | 桜や祭りが名物の寺

新着ブログ

  • 平成23年大施餓鬼会

    2011年9月15日

     

    祥雲寺では毎年8月29日に全檀家を対象とした先祖供養の施餓鬼法要を行っています。

    今年も8月の終わりに、年間最大の行事を行う日がやってきました。

     

    法要を行う施餓鬼棚。

     

    本尊様を北面に、お檀家の御先祖供養を行う施餓鬼棚を南面に祀り

    法要を行います。

     

    仏旗を掲揚しています。

     

    仏旗とは、お釈迦様の徳を顕す5色を元にした仏教のシンボルとなる旗です。

    石彫り会の皆さんの手を借りて、朝方掲揚しました。

     

    午前中は世話人会総会、興隆会総会等を行い、祥雲寺の年間行事や予算についての告知説明等を行います。

     

    お昼は旭町のそば屋田中屋さんに出張いただき、いらした皆さんにそばうどんをふるまいます。

     

    今年は東日本大震災の年であり、節電の夏でありました。

     

    電気の使用が制限される中、いらした人たちにどうにか涼をとってもらおうと思い

    氷柱を4本設置してみました。

    冷房としての効果は微々たるものですが、あるだけで涼しく感じると評判もよかったので来年はもう少し大きな氷柱を入れてみたいと思います。

     

    午後1時から説教師さんによる法話が始まります。

    説教師は千葉県から石川光学老師にお越し頂き、お願いしています。

     

    午後2時になり施餓鬼法要が始まります。

     

    お施餓鬼というのは、文字通り「餓鬼に施す」ということです。

    これは自らの命を尊び感謝をし功徳を願うとともに追善供養として三界(全ての世界)萬霊の有縁無縁の精霊を供養し併せて檀信徒の御先祖様方の供養を行う行事なのです。

     

    参加されたお檀家さん方の焼香。

     

    お釈迦様は「施餓鬼棚に新鮮な山海の飲食をお供えし、修行僧に施餓鬼会の法要を営んでもらいなさい。修行僧のお経の法力によって、少量の供物は無量の供物となり、全ての餓鬼に施されるであろう。そして、多くの餓鬼は救われ、お前も長寿を得られ、さらに尊いお経の功徳によって、悟りを開くことも出来るだろう。」

    とお弟子さんに語られたことがあり、これがお施餓鬼の由来となっています。

     

    施餓鬼会が終わって供養したお塔婆を外に並べています。

     

    本数が多い為、来た人が受け取りやすいように外に木枠を設け、地域や五十音順で並べて受け取ってもらっています。

    例年5月から準備をし始める大変な行事ですが、それだけにこれが終わると

    「夏が終わった」としみじみ感じ入ります。

     

  • 平成23年8月朝参りお知らせ

    2011年8月17日

     

    8月13日10時より、本堂前にて迎え火

     

    東日本大震災から早くも5ヶ月が経ちました。

    テレビを付けると、被災地ではボランティアの人たちの手を借りて倒れた石塔を起し、お盆を迎える為の準備をしていました。

    今年は、2万名余の人々の初盆になります。

    被災地の人にとってあの惨禍の記憶はあまりに生々しく、涙つきないことでしょう。

    心から同情し、お慰めを申し上げます。

     

    あの地震が起こった時、私たちはこれは日本の大きな転換点になると感じました。

    1990年代からの経済の停滞があり、リストラ、失業率の上昇など明るさの見えない社会状況が続いています。

    政治では、55年体制といわれる自民党中心の政治が、国民のニーズに対応できなくなりました。

    そして変革の期待を担って登場した民主党政権ではひどい失望を味わっています。

     

    戦後社会への行き詰まり感があり、私たちの心の中に醸成されていた変革への思いが、未曾有の天災に直面し、より強く意識されたのだと思います。

    行き詰まり感は、これから先は国が衰退し国民も窮乏に向かっていくのではないかという不安感であり、変革を願いつつも先行きがいっこうに見えてこない焦燥感です。

     

    しかし、ここに来て、私たちがなすべきことがはっきりしてきたのではないでしょうか。

    それは、勤勉、忍耐、協調、団結、信頼、思いやりなど、昔から培われてきた価値観に基づく行動です。

    困難に耐えて頑張っている被災地の人たち、全国各地から駆けつけたボランティア、あるいは不遇をものともせずに団結して世界一になったなでしこジャパン、これらの人々の姿の奥には昔からの美徳が息づいているし、私たちはそのことに共感し感動しています。

     

    8月15日の何もかも失った時から出発した日本、、原点に還って再出発していく勇気を持とうではありませんか。

     

    平成23年8月15日  祥雲寺住職 安藤明之

     

    18日の観音様の朝詣りは午前6時から行います。

     

  • 平成23年初盆施餓鬼

    2011年8月11日

     

    もうじきお盆を迎える時節になりました。

    お盆というのは新暦の7月に行われたり、月遅れで行われたりすることが一般的ですが、

    もともとは仏教の経典にも出てくる祭日です。

     

    インドでは、4月ごろから7月ごろにかけて雨が多い季節となり、

    お釈迦様の時代からこの時期を「雨安居」と言って

    仏教徒は極力外出せず集中して修行生活を行う時期としてきました。

     

    この修行生活が終わる7月15日、お釈迦様は供養のために集まった人々に

    この修行を終えたお坊様たちに心をこめて供養するよう勧め、その功徳は計り知れないとお説きになられました。

    この習慣がやがて、今は亡き先祖や様々な仏様に供養する「お盆」として定着したということです。

     

    祥雲寺では毎年8月7日を、今年初盆を迎える方にお迎えの仕方を説明しご供養を行う

    初盆施餓鬼の日としてきました。

     

    天候が不安定な日が続きましたが、夏らしい暑い日になりました。

     

    まず午前中は初盆を迎える方々にお迎えの仕方や心構え、盆棚の造り方の説明を行います。

     

    お昼は僧侶参加者そろっていただきますをします。

    不思議なことに粗食というのは、畏まって食べるほうがおいしく感じられるものであったりします。

     

    午後になり、供養の法要「お施餓鬼」が始まります。

    導師が施餓鬼棚に供物を備え加持祈祷を行い、亡くなられた方々の供養を行います。

     

    ご詠歌講の皆さんが法要にあわせてお唱えをし、場の荘厳に彩りを加えます。

     

    法要の最後に参詣者焼香となり、法要終わりとなります。

     

    最後に施餓鬼棚に祀られたお塔婆を受け取って解散になります。

    とても暑い日の法要となりましたので、入り口で麦茶をお出ししたら皆さん美味しそうに飲み干していました。

     

  • 平成23年べんてん祭り

    2011年7月31日

     

    遅れてしまいましたが、7月7日に行いましたべんてん祭りの写真を掲示します。

     

    朝方石彫り会の皆さんと共に会場の設営をしています。

    祥雲寺では毎年七夕の日にあわせて境内弁天堂にお祀りしている弁天さまのお祭りを行ってきました。

     

    婦人会の皆さんが振る舞いの昼食の準備をしています。

     

    お祭りが始まり、お手伝い頂いているお寺さんと共に住職がお堂に上がります。

     

    法要の最中、長いお経を転読して参拝者の厄難消除を祈願します。

     

    法要が終わると庫裏でもぐさを使ってすりばち灸の時間になります。

    法要で使った火でもぐさに着火し、この夏の無病息災を願います。

     

    境内の池に咲いた蓮の花です。

    去年はちょうど弁天祭りの日に咲いたのですが、今年は3日遅い10日に咲きました。

     

  • 平成23年7月朝参りお知らせ

    2011年7月14日

     

    境内の池に咲く蓮の花。昨年より3日遅く7月10日開花。

     

    7月12日、宇都宮仏教会主催の戦災犠牲者追悼法要が、市内宝蔵寺を道場として執り行われました。

    昭和21年以来毎年、遺族をはじめとして関係諸団体の代表も参列して続けられているもので、昭和40年代までは宇都宮市との共催の行事でした。

     

    太平洋戦争では、日本の多くの都市がアメリカによる空襲を受けました。

    八万数千人が死亡した昭和20年3月9日の東京大空襲、広島、長崎、の原爆では一瞬にしてそれぞれ十五万人近い人が亡くなりました。

    7月12日の宇都宮空襲は面積当たりで東京空襲の倍以上の爆弾が落とされ、600人余りの人が死にました。

    田川の川面には火を逃れようとして水死したたくさんの遺体が浮かびました。

    戦争はどんな場合でも悲惨なものですが、無差別爆撃の犠牲になった人々にたいし、深い哀悼の意を抱きます。

     

    法要終了後は、参加の仏教会寺院は二手に分かれ、黒崎会長以下は市北山霊園の戦災犠牲者の慰霊塔に詣で、若手は市内で東日本大震災義援の托鉢を行いました。

    遠く66年前の無辜の犠牲者を悼み、今また、新たなる災禍に対しては、立ち直っていかなければならない人々へ少しなりとも手を差し伸べたいとの思いによるものでした。

     

    8月6日に予定されている恒例の川施餓鬼灯篭流しも、今年は御霊(みたま)祭り精霊供養に加えて、震災犠牲者追悼の行事として行います。

    もともと灯篭流しは、昭和21年に空襲犠牲者の初盆供養として行われた万燈会の灯篭の一部を釜川に流したことに始まります。

    戦災と震災、ともに非業に倒れた人々への追悼の祈りをささげる行事ともなりますので、たくさんの方が参加されることを願っております。

     

    平成23年7月15日  祥雲寺住職 安藤明之

     

    18日の観音様の朝詣りは午前6時から行います。

     

祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。