ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

行事・イベント 栃木県宇都宮市の祥雲寺(曹洞宗) | 桜や祭りが名物の寺

お知らせの記事

  • 2月15日 涅槃会(お釈迦様の命日の法要)

    2019年2月16日

    本堂中央、涅槃図

    2月15日、お釈迦様の命日の法要「涅槃会」を宇都宮仏教会の方たちと祥雲寺で行いました。

    当日はこの冬指折りの寒い日となりましたが、大勢来ていただいてお勤めできたことを有り難く思います。

    住職挨拶

    製作者 杉山寒月先生挨拶

    宇都宮仏教会修行

    参詣者のご焼香

     

  • 平成31年2月 観音朝詣りのお知らせ

    2019年2月16日

     

    十日の雪でうっすら雪化粧

    参道の羅漢様も白装束に

    雪景色の梅園

     

     文楽の壺坂霊験記を見ました。

    西国観音霊場第六番壺阪寺を舞台としたお里と沢市の夫婦愛の物語です。

     

     幼い時の病がもとで失明した沢市に、親戚のお里が嫁ぎました。彼女は働き者で夫思いの優しい女です。

    沢市の眼がよくなるようにと毎日壺坂観音にお詣りします。

     

     沢市は毎朝暗いうちに家を出るお里の不義を疑い、ある日そのことを問い詰めますが、自分の眼病平癒の願掛けであることを知って、深く恥じ入ります。

    満願の日、二人はそろって壺坂の山を登ります。

     

     沢市の心には新たな思いが生まれました。

    自分が死ねば、器量よしと評判されるお里には別の男との幸せな将来があるだろうと。

    口実を作ってお里を帰した沢市は、谷に身を投げました。

     

     胸騒ぎを覚えて引き返したお里は、沢市の死を知り同じ所から身を投げます。

     

     しかし、二人は死にませんでした。

    観世音の妙智力によって救われ、そのうえ沢市の眼が見えるようになったのです。

    観音経には、崖から落ちる事があっても、観音様を念じれば救われるという経文があります。

     

     大阪での初演は明治12年、後に東京でも上演され大評判となりました。

    妻の幸せを願い命を捨てる夫、夫への一途な愛情から後を追う妻、当時の人々の持っていた夫婦の心情の理想を描いて、感動を与えました。

     

     この物語のような夫婦愛は現実離れしています。

    それでも上演は続いています。

     

     文楽は人形遣い操(あやつ)る人形劇です。

    情感のこもった太夫の語りを耳にしながら人形を見ていると、人形遣いの姿は消えて生きている人形が見えてきます。

    生身ではない人形だからこそ、観客の心にうまれた感動が純化されて投影されていきます。

     

     芸術は、絵画でも演劇でも文学でも、見る者、読む者の心に想像の広がりを与えてくれるものです。

    文学はまことにすばらしい芸術であると思いました。

               平成31年2月15日 祥雲寺住職 安藤明之

     

     寒さ極めて厳しいときですので

    十八日の朝詣りは午前九時から行います。

  • 涅槃会のご案内

    2019年2月13日

    涅槃図開眼式を御詠歌講と行いました。

     

    この度新しくなりました涅槃図

     

    2月15日はお釈迦様の命日です。

    今から2600年ほど昔、クシナガラという処で2月15日の満月の夜、二本の沙羅の木(沙羅双樹)の下、たくさんのお弟子に見守られながらお釈迦様は涅槃に入られました。

     

    その事からお寺では、2月1日から14日まで「涅槃図」という絵を掲げてお経を毎晩読み、15日の命日に「涅槃会」という法要を行ってこの日を偲んでいます。

     

    この度、祥雲寺の涅槃図を新調し、15日にお披露目もかねて宇都宮仏教会主催の涅槃会を、祥雲寺本堂にて行います。

     

    どなたでもお参りいただける場です。

    沢山の方にお越しいただければと思います。

     

    場所:宇都宮祥雲寺本堂2階

    時間:午後2時より 住職、及び製作者杉山寒月先生の講話

       午後3時より 涅槃会

  • 平成30年8月29日 大施餓鬼会

    2018年9月2日

    毎年8月29日は祥雲寺の施餓鬼の日になります。

    一年に一度の、全檀家さんの供養法要ですので準備も5月から行ってきました。

    今年は7月から8月の始めが特に暑かったので注意していましたが

    幸いこの日は少し雨が降るくらいの曇り空で暑さも程々、大勢の檀家さんを迎えるのに問題ない天候になってくれました。

     

     

    施餓鬼棚。このサイズのマコモがどこにも売っていないので困りものです。

    檀信徒交流会。一年の行事報告や伽藍修繕などを検討します。

    午後の最初は法話。山形の三部義道老師に御法話をお願いしています。

    法話終わって施餓鬼の法要。仏さまにお供えをしています。

    本尊様への焼香。

    切り替わって施餓鬼棚を向いての法要。 これが終わると祥雲寺も秋模様に切り替わっていきます。

  • 7月7日、べんてんまつり

    2018年7月8日

    7月7日、七夕の日に祥雲寺では境内のべんてんさまのお祭りを行っています。

    今年は雨天が心配されましたが、どうにか雨も上がってくれて盛大に行うことが出来ました。

    また、去年からピアニストの原先生を始めとして錚々たる音楽家方の協力で

    立派な音楽祭を合わせて行えています。

    本堂にて100人を超える人たちと楽しいひとときを過ごすことが出来ました。

    べんてん堂にてお祭りの準備中

    べんてん様と祈祷札

    参詣者と御詠歌講のお唱え

    お昼は皆で

    午前中から本堂ではセッションの準備

    演奏、合唱、踊り

    当日か翌日かで、取材に来ていたとちぎテレビで流すかもしれないとの事でした。

     

祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。