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3月の行事案内
2021年2月28日3月の諸行事今月から月ごとの行事案内を載せていきます。ご興味の方は電話にてお問い合わせ下さい。■雀宮善應院坐禅会(第四水曜日のみお休み)宇都宮南町1番36号「善應院」にて毎週水曜日夜6時から行っている坐禅会です。3月3日、10日、17日、31日■月例坐禅会「指月の会」祥雲寺本堂にて毎月第四月曜日朝6時半から行っている坐禅会です。3月22日■テラヨガこの春からの新企画。阿久津先生指導の下第一第三金曜日午前10時半から行っています。3月5日、19日■陶芸教室「祥陶会」駐車場下の作陶場にて毎週火、木午後1時から行っています。平常開催■石彫会「羅漢の会」毎週土曜午後、駐車場作事場にて石仏の彫刻を行っています。指導は松原「金野石材店」平常開催■茶道教室月二回火曜日午後に、裏千家鈴木先生のご指導の下行っています。3月2日、16日開催■写経会写経会は5月から11月、第二日曜日午後にて行っています。今月はありません■御詠歌祥雲寺住職、並びに栃木市豊栖院飯塚先生の指導の下月2回行っています。3月9日は本年最初の練習日「鉦起こし」です。■フラワーアレンジメント教室南宇都宮駅前「フラワー花亀」亀井先生指導の下第四水曜日午後1時半より行っています。3月24日開催■折り紙教室カルチャースクール講師長谷川京子先生指導のもと第3水曜日午前より行っています。3月17日開催■クラフトペーパー教室同じくカルチャースクール講師長谷川先生指導のもと第2月曜日午前より行っています。3月8日開催■観音朝詣り境内33観音霊場を18日朝にお参りするミニ巡礼会です。開始時間は季節により前後します。今月は午前6時から■東日本震災慰霊法要3月11日2時46分、しだれ桜裏の無縁供養塔内の東日本震災慰霊塔にて読経の予定。■山本観音堂開扉法要3月17日昼、市内山本地区観音堂にて例年ご開帳を行っていますが、今年はコロナ禍の為中止。 -
令和3年二月 観音朝詣り
2021年2月17日古(いにしえ)より民(たみ)を駆(か)るは信誠にあり王安石の詩「商鞅」より<意味> 昔から人を動かすのは言葉をたがえないことにあるアメリカ大統領の就任演説と管首相の所信表明演説を比べるテレビ番組のコメントや新聞雑誌の記事がたくさんありました。日本の首相を褒めたものは見聞きしませんでした。聞くものの心に訴えてくるものがないというのです。演説は人の心を揺り動かして演説者の思うところを人に納得させ、さらには行動を促すためにするものです。ヨーロッパではギリシャ・ローマ時代から人の上に立とうとする者にとって必須の素養とされました。チャーチルは少年時代、勉強嫌いの落ちこぼれ生徒でしたが、国語(英語)だけは好きで、特に人の心に訴えかける修辞法を熱心に勉強しました。彼の演説は、英国民を奮い立たせ第2次世界大戦を勝利に導きました。確かに政治家にとって演説は大事なものですが、文化の違いを考えないで、演説の善し悪しを比較するのはいかがなものでしょうか。日本の政治家は概して演説は下手ですから、その中身を丁寧に伝えるのが報道機関にとって何より大切だと思うのです。私は管総理の政治姿勢や手法には大きな問題があると思っていますが、それはさておいて、演説の技巧に目を向けすぎると、薄っぺらな報道になってしまいます。また、相手を言い負かして自己主張するだけの無責任な論調も蔓延しているように思えます。仮に内容に問題のある演説を無批判に持ち上げるようなことがあれば、それは国の将来を誤ります。チャーチル以上の演説の名手はヒトラーでした。王安石は、中国の北宋時代に国の改革を成功させた政治家です。彼は言葉は信頼にあると考え、冒頭の言葉に続いて「一言を重しとなし百金軽し」と言い切っています。言葉に責任を持つことを信(まこと)と言うのです。令和3年2月15日宇都宮市東戸祭1-1 祥雲寺住職 安藤明之寒さ厳しい時ですので十八日の朝詣りは午前9時から行います。 -
令和3年一月 観音朝詣り
2021年1月24日明けましておめでとうございます。今年は丑年、インドでは牛は聖獣です。お釈迦様の名前、ゴータマは最高の牛という意味です。祥雲寺の本堂東側階段の踊り場には米田寛画伯の牛の絵が掛けてあります。十牛図の第三番見牛と第四番得牛を表した絵のようです。十牛図とは、禅の修行の過程を十枚の絵とそれに添えた偈頌(禅僧の詩)で表現したもので、北宋の郭庵禅師のものが有名です。十牛図の第一は、牛を見失った牧童が途方に暮れている図です。牛は真の自己を象徴しています。真実のおのれを見失い、迷いから脱却しようとする求道者の出発点です。そこから牛の足跡を見つけ、探して牛を見つけ、捕らえて、血みどろの格闘の末に乗りこなして家に連れて帰ると、牛も人も姿を消します。ここまでが第二図から第八図に描かれています。修行の過程と悟りを表しています。人と牛が消えてしまうのは、求めるものと求められるものといった思考を巡らすことがなくなり、主体と客体が融合した境地を表します。そこに現れるのは日常のあるがままの景色でこれが第九図。出発点と同じ景色でも、迷いから抜け出るとこれが仏様の世界です。ここまでは、修行の筋道として頭では理解できます。問題は理屈を超えた生き方そのものです。最後は町に出て生活する。布袋さんとおぼしき人が描かれます。真の禅者は人里離れた庵に隠棲するのではなく、町に出て人々と共に生活する。布袋さんは10世紀始めごろに中国の寧波市にいた僧がモデルとされます。七福神で知られているように太鼓腹で大きな袋をもっていました。袋の中には人々から布施されたものが入っていて、生臭物でも受け取ったそうです。これを時に応じて人に配り、自らも食べました。威厳あるわけでもなく、尊敬されることもなく、その存在自体が人を癒やし救いとなる人。あれ、フーテンの寅さんに似てますね。令和3年1月15日宇都宮市東戸祭1-1 祥雲寺住職 安藤明之今月の朝詣り会は中止します -
令和2年10月 観音朝詣りのお知らせ
2020年10月25日今年の永平寺参拝の帰りに、信州別所温泉の安楽寺をお詣りしました。平安時代に起源を持ち、森閑とした境内に堂塔が立つ名刹です。国宝の八角三重塔は13世紀末の建造で、現存する日本最古の禅宗様式の建築物です。若林住職が自ら案内され説明していただきました。三重塔の屋根はサワラの杮葺(こけらぶき)で60年に一度、全面葺替えがあり、傷みやすい部分は数年に一度の補修が必要だということです。平成23年の全面葺替えの費用はおよそ一億円、6割は国が補助しますが、寺の負担も大変です。23代目住職に当たる若林師は、これまでの住職、檀信徒の労苦を偲び、この堂塔を未来に伝えていくのが私の使命ですと、静かに語られました。若林師は、国際援助団体シャンティボランティア会(略称SVA)の会長さんです。SVAは、インドシナ仏教地域を中心とするアジアの教育・文化を支援する活動をしています。この会の前身は、ベトナム戦争後のカンボジ内乱でタイに避難した難民への支援のために設立された曹洞宗国際ボランティア会です。海外で活動する団体ですが、阪神淡路大震災、中越地震、東日本大震災では被災地での支援活動をしました。戦乱後の社会基盤が未整備な地域で活動してきたので、現場に即応した効率的な活動ができます。物質的なものだけでなく、入浴や子供たちへの本の読み聞かせなど、精神のケアにまで配慮できるのも、東南アジアでの持続的な支援活動の中で培われたものです。現在のSVAは曹洞宗の枠を超えた国際的な団体となりましたが、その活動を根幹で支えているのは、曹洞宗寺院です。私は若林師と大本山総持寺で共に修行したので、人となりはよく存じており、尊敬もしています。授戒会で毎朝早く道場に行って人知れず便所の掃除をしていた人です。手柄を誇ることなど微塵もなく、黙々と僧侶の務めを果たしている、このような人たちによって内には寺院の護持がなされ、外にはSVAのような活動があることを紹介させていただきます。令和2年10月15日宇都宮市東戸祭1-1 祥雲寺住職 安藤明之十八日の朝詣りは午前6時から行います。お詣りの後の茶話会は、今月も中止いたします。






