ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

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朝まいりの記事

  • 六月 朝詣りのお知らせ

    2026年6月21日

     

     境内北西側の谷のヒマラヤ杉が倒れました。

    樹齢は50年程だと思います。根ごと倒れたので根の張り具合がよく分かりますが大木にしては深さも広さもあまりありません。

    後ろの山に降った雨が清水となって沁みだしてくる場所で、むかし灌漑に使われた池もあります。

    根を張らずとも大きくなることができたのがよく分かります。

    これを見て、お師匠に当たる老師様からいただいた言葉を思い出しました。

     

     僧侶への第一歩、得度の儀式をお勤めくだされ私を僧籍に入れてくださったのは新井石龍老師です。

    老師は新潟県の雲洞庵という名刹の住職で、大本山の禅師様の候補にもなった方です。

    中学一年の夏、母親に連れられて弟妹共々雲洞庵にお参りしました。

     

     雲洞庵は上越国境に近く、山の麓の湧水のほとりに建てられた寺で、美しい杉林に囲まれています。

    客間からは湧水の作った池と杉林がよく見えます。

    老師はそれを見やりながら一昨年の伊勢湾台風で数十本の杉が倒れたことを話されました。

    倒れた木のほとんどが水辺に育ってしっかりした根が張っていなかったそうです。

    そして、苦労せずに育ったものは、どんなに見かけが立派でもいざというときに堪えることができない。

    辛いことがあっても決して逃げてはいけないよ。

    大風にも堪えられる人間になりなさいとさとしてくれました。

     

      老師の言葉を思い出したことが前にもありました。

    屋久島の縄文杉を見に行った時です。

    ガイドの人から、屋久島は花崗岩でできていて根を深く張ることができない。

    少ない土の中で芽を出した木は、長い年月じりじりと岩の上に根を伸ばし大木になるのだと説明を受けました。

    年に何度も台風が通過する中で育った屋久杉の偉大さを感じたものです。

     

     天災大国日本ならずとも、この世にある限り試練は付きものです。

    逃げることなく時を歩んで、細くとも屋久杉のようになりたいものです。

     

     令和8年6月15日            

    宇都宮市東戸祭1-1  祥雲寺東堂  安藤明之

    十八日の朝詣りは午前6時から行います。

曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。