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祥雲寺の3月
2013年3月25日3月11日には東日本大震災の3回忌供養法要を境内無縁供養塔にある震災慰霊碑の前で行いました。
あまり知らせていなかったので多くの人が来るとは思っていませんでしたが、100人を超える人がいらして時間を待っていました。
やはり多くの人が被災地の状況に心を痛め、直接手を伸ばすことが出来なくとも「何かをしたい」という思いを持っているのでしょう。
2万人を超える死者行方不明者のためにお祈りしました。
3月17日、お彼岸の初日は毎年八幡山北側にある山本地区の観音堂例祭、開扉法要を行っています。
白坂観音堂は戦後のころに立てられた観音堂になります。
恵心僧都の作と伝えられる観音様が山本地区の住民によって昔から信仰されており、
観音堂が出来た後は毎年3月17日を例祭の日として
普段閉じている観音堂の扉を開いてお祭りをしています。
今年も11時より扉を開けてお目見えをし、午後に扉が閉じられるまでを厳かに勤めました。
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平成25年2月朝参りのお知らせ
2013年2月17日先月の朝詣りが始まる直前、私は転倒して頭を強く打ち、国立宇都宮病院に入院いたしました。
幸い、手術することなく院内での投薬による治療ですみました。
入院は私にとっては生まれて初めてのことでした。入院患者としていろいろと考えることがありました。
私も入院当初には肉体的な辛さがあったのですが、これは入院するほどの患者なら誰もが感じていることでしょう。
重症の人と比べれば実際に私程度は問題にもならないものでしょう。
肉体的、精神的辛さを乗り越えていくのは、忍耐力、希望、あきらめなど、それぞれの患者の意思や力によります。
しかし、それを支えてあげる人たちの力も大きなものです。
私の場合には、妻はもとより、遠くにいる子供たちが何度も来てくれました。
家族がそばにいる安心感はかけがえのないものだと実感しました。
また病院のスタッフの丁寧さに感心しました。
医師は信頼の中心です。
毎日来てくれて経過を話し合ってくれることが安心感となり、闘病の励みになります。
そして看護師さんたちの分け隔てない親身さには感心しました。
同室にはしょっちゅうナースコールをして怒鳴りまくっていた人もいました。
病状からやむを得ないかもしれません。
そういう人にたいしても、すぐにきて丁寧な看護をしていました。
母の最晩年、何度か老人ホームのショートステイを利用いたしました。
いくつかのホームに行ったのですが、その時に感じたのは、老人にとってありがたいのは、設備が新しくて見かけがよいことよりも介護スタッフの親身さであるということでした。
それは、今回の病棟でも感じたことです。
高齢社会が進んでいく中で、看護や介護は益々重要な社会問題になっていきます。
その中で一番大切なことは、人と人との結びつき、親身さ、いわば心を大切に考えることです。
平成25年2月15日 祥雲寺住職 安藤明之
この度のことでご心配いただいたことに感謝申し上げます。
今月18日に観音様の朝詣りは、勝手ながら午前9時からにさせていただきます。
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平成24年3月朝参りお知らせ
2012年3月18日参道梅園の梅
観世音 南無仏 与仏有因 与仏有縁 仏法僧縁 常楽我浄
朝念観世音 暮念観世音 念念従心起 念念不離心(延命十句観音経)
わずか42文字、延命十句観音経は一番短いお経です。
正式なお経ではありませんが、長大な観世音菩薩普門品(観音経)のエッセンスを、お経の形にまとめたものです。
意訳しますと
観音様。
心から信頼申し上げます。
私たちは仏様と同じ世界に生きております。
仏様との絆で結ばれている私たちは、いつも清らかでとらわれのない日暮らしができます。
朝にも、夕べにも観音様に祈ります。
この祈りは私たちに備わる清浄心から発せられるものであり、その心を離れることはありません。
観音様は、大悲闡堤(せんだい)といって、この世の衆生を救い続けるため、決して彼岸へと去ってしまわない菩薩様です。
成仏しない仏様と言ってよい。それで「南無仏」です。
この世は無常であるのに常と捉え、苦であるのに楽と捉え、定められないものを実体と捉え、不浄なるものを清浄と捉えることを、凡夫の常楽我浄というのですが、とらわれを離れた境地に立った時、否定されていたものが不滅なるものとして生き生きと立ち現れてくる、これが涅槃経などに説かれる常楽我浄です。
経の末尾二句の「心」とは、人間が本来備えている慈愛に満ちた清浄な心、すなわち仏心のことです。
観音様への願いは欲得からのものではなく仏心から発せられるものであり、そのように願い続けることを誓う言葉です。
衆生に対する観音様の慈悲済度の御心は無量であり、海にたとえられます。
このようなことから3月11日の大震災慰霊法要では、観音様への祈りの功徳を犠牲者の御霊に捧げるべくこの経の写経をしていただき霊前に捧げました。
平成24年3月15日 祥雲寺住職 安藤明之
18日の観音様の朝詣りは午前6時から行います。