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5月の諸行事
2023年5月7日5月の諸行事 ご興味の方はお問い合わせ下さい。
■本山参拝旅行(5月29~31日)
曹洞宗大本山永平寺、大本山總持寺へ毎年お参りの旅行会を行っています。
本年は福井県永平寺、伊勢神宮をお参りしフェリーで静岡から帰ってくる行程です。
■雀宮善應院坐禅会(第四水曜日のみお休み)
宇都宮南町1番36号「善應院」にて毎週水曜日(第四以外)夜6時から行っている坐禅会です。
5月3日、10日、17日、31日
■月例坐禅会「指月の会」
祥雲寺本堂にて毎月第四月曜朝6時半から行っている坐禅会です。
5月22日
■テラヨガ(ヨガ教室)
阿久津先生指導の下第一第三金曜日10時半から。初心者クラスは第二第四金曜日10時半から
5月5日、12日、19日、26日
■陶芸教室「祥陶会」
駐車場下の作陶場にて毎週火、木午後1時から行っています。
■石彫会「羅漢の会」
毎週土曜午後、駐車場作事場にて石仏の彫刻を行っています。指導は松原「金野石材店」
■茶道教室
月二回火曜日午後2時から、裏千家鈴木宗陽先生のご指導の下行っています。
5月9日、23日
■写経会
写経会は5月から11月、第二日曜日午後2時から行っています。
5月14日
■御詠歌
祥雲寺住職、並びに栃木市豊栖院飯塚先生の指導の下月2回行っています。
5月11日 午前10時~12時 御詠歌講練習
5月16日 午前10時~12時 飯塚先生指導 御詠歌講練習
5月22日 午後1時半~3時半 長岡町公民館 御詠歌講練習
■フラワーアレンジメント教室
南宇都宮駅前「フラワー花亀」亀井先生指導の下第四水曜日午後1時半より行っています。
24日
■折り紙教室
カルチャースクール講師長谷川京子先生指導のもと第3水曜日午前10時よりより行っています。
17日
■クラフトペーパー教室
同じくカルチャースクール講師長谷川先生指導のもと第2月曜日午前10時より行っています。
8日
■観音朝詣り
境内33観音霊場を18日朝にお参りするミニ巡礼会です。開始時間は季節により前後します。
今月は午前 6 時 から
祥雲寺℡(028)622-5719
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花祭り特別行事(坐禅会、ヨガ等)のご案内(費用記入の行事は予め申込み下さい)
2023年3月25日4月8日はお釈迦様の誕生日です。
この日のお祝いに4月上旬を花祭り特別行事期間として様々な催しを行います。
多くの方にご参加いただければ幸いです。
花祭り摂心坐禅会:4月2日(日)10時から12時まで
9時半 開場(初めての人への坐禅指導は10時より)
10時半坐禅、11時法話、11時半坐禅
場所:祥雲寺 本堂二階
申込:電話(028-622-5719)もしくは祥雲寺庫裡にて
費用:参加料一千円(当日受付にてお支払いください)
花祭りヨガの集い:4月2日(日)1時半から2時半まで
🌸ほくして緩めてのびのびと 軽やかになる春ヨガ🌸
場所 :祥雲寺本堂二階 電話(090-5826-0061)インストラクター阿久津先生
費用 :参加料1,500円(寺ヨガとの共有割引有り)
定員 :40名
持ち物:ヨガマットorバスタオル、お水
瑩山禅師700回大遠忌予修法要:4月5日(水)2時より
来年は大本山總持寺開山瑩山禅師の七百回忌に当たります。
その前年に当たり全国の寺院で予修法要が行われます。
桜も満開の時期、花を愛でつつ瑩山禅師様の遺徳を称えていただきたく、ご参列をお願いします。
1時半より住職のお話。2時より法要
花祭り写経会:4月8日(土)1時半から
お釈迦様の誕生を甘茶をそそいでお祝いし、ご法話を聞いて大勢で写経を行います。
1時開場、1時半法話、2時写経 参加費用1500円(後程ご本山に納経し証書を発送します)
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令和5年3月 朝坐禅会「指月の会」案内(27日朝6時半より)
2023年3月24日花は ただ 咲く
ただ ひたすらに
ただになれない
人間のわたし
『相田みつをの言葉』
今年も早三月となり、桜咲く春の季節を迎えました。
年末から慌ただしくしていたらいつの間にか月日は流れ、早咲きで楽しませてくれる天然記念物に指定の祥雲寺しだれ桜もいつの間にか満開を迎えました。
桜は良いものです。
春の日差しの中青空と桜を見上げているだけでも、乱れ浮ついていた気持ちが落ち着いてくるようです。
祥雲寺のしだれ桜は、昔はおばけ桜と言われるほどに大きかったそうです。
江戸初期の本堂改修の記念樹として植えたそうで、昔の写真には大変立派な姿が残っています。
昭和23年にもらい火で本堂が焼け落ち、しだれ桜も共に焼けてしまいました。
そのまま枯れるかと思われましたが、樹勢が強く蘇るかもしれないからと治療を続け、枝を伸ばし花を咲かせるところまで来ました。
しかし樹皮の下に病気が入ってしまい、残った幹を切り詰めなくてはならなくなり、残念なことに現存するのは昔の土台部分の幹のみとなりました。
またその幹も、病気で悪くなった部分を切除したため、中は空洞になっています。
人間で言うならこの桜は全身やけど内蔵損失の、重篤な状態のまま生き延びているのです。
上記の言葉は、相田さんの作品です。
花は人に見られようが見られまいが、どんな環境にあっても命の働きのままに花開き美しく咲こうとする。
大自然に或るものは、ただ生命のあるがままにありなるようになるのが正しいのだと示してくれている。
そんな迷いも作為も無い美しいあり方に、成り切れないのが人間の私。
この言葉は、迷い悩みの世界から中々離れることのできない人間の弱さ悲しさを表現しているのでしょう。
正しく生きようとしてもそうできない、そんな私たちへの労りと慈しみの眼差しを感じる言葉でもあります。
弱く、脆く、儚いのが人間だと知るからこそ、皆同じ悲しみを背負っているのだと思えばこそ生まれてくる共感の心。
私はそれこそ、観音様の慈悲心だと思っています。
段々小さくなりながらも花咲かせてくれたあのしだれ桜の様に生きる事はなかなか出来ないです。
でもそんな弱い私でも、及ばなくても積み重ねていくことくらいは出来るはず。
いつの日にか小さくとも花開かせることができる様、上を向いて歩きたいです。
祥雲寺副住職 安藤淳之
偏りのない、こだわりのない、囚われのない時間。
欲から離れた、我を起点としない時間。これがそのまま非思量、ほとけ心に生きられる修行です。
我を離れることの出来る閑かな時間、坐禅の時間を御一緒にいかがですか?
当分の間は6時半開始、一炷(坐禅一座)のみとなります。初めての方は15分前に来てください。次回開催は4月24日となります。また、雀宮善応院坐禅会は第四水曜日以外毎週行っています -
令和5年1月 朝坐禅会「指月の会」案内(1月の開催は23日となります)
2023年1月22日第四不妄語。法輪は本より転ずれば、剰ることも無く、欠くることも無し。甘露は一潤せば、実を得、真を得るなり。『教授戒文』
先日NHKを視聴していて、ちこちゃんに叱られるを聞いていましたら、
「人はなぜ嘘をつくようになるのか」
という問いかけがありました。
回答としては「自分と他人の心の中は違うと分かるようになるから」
児童心理学の見地から、子どもが4~5歳になってくると
経験や体験から心の理論が発達していって
自分と他人の心は違うものであり、各々の気持ちや考えによって行動するものであると
理解できるようになるそうです。
意図的な嘘がつけるようになるのは成長の証でもありそれほど気にするものではない。
他人に罪を着せるような嘘はきちんとたしなめ、そして嘘をついたことを責めるよりも本当のことを言ったときに褒めてあげるようにと締めていました。
この最後のところのまとめが、上記の文章に一脈通じるかも、と思った次第です。
上記は十戒。仏教徒がしないよう注意する十種ある戒律の一つです。
よくある誤解として、戒というのは「してはならない」ではなく「しないことを誓う」ものです。
絶対しない、という枷をはめるようなものではなく、選択の際にしないと選ぶことができる自分に育て整えていこうとするものです。
第一に不殺生殺さない、第二に不偸盗盗まない、第三に不貪淫性を貪らないと続いて第四に不妄語戒と続きます。
字義そのままなら、嘘をつかないことを誓う、という意のものです。
嘘をつくのはいけないこと、それは誰でも知っていることです。
社会的には言葉の信用度を下げ周囲の信頼を失うもの、刑罰に問われかねないものとなるでしょう。
仏教的には自身の心の問題としてこの不妄語を説きます。
昔の禅僧にあるお殿様が言いました。
極楽とはどこにある?
禅僧は、そんなこともわからないのかこの馬鹿殿が、と罵倒しました。
お殿様は怒ってこの坊主め、たたき切ってくれるわ、と刀を抜きました。
禅僧は、ここが地獄じゃ、その心持こそが地獄なのじゃ、と説きました。
お殿様はあっと言って刀を収めごめんなさいと謝りました。
禅僧は、ここが極楽じゃ、その心持こそが極楽なのじゃ、と説きました。
少し内容がずれますが同じことです。
嘘をつくことが良くないことだとはだれもが知るところです。
その後ろめたさ、斬鬼の念は必ず心を、行動を、生き方をゆがめ曇らせていきます。
嘘は一時の利を運んでも、自身の心を極楽へは運んでくれないのです。
それよりは真実の言葉に、行動に生きることを選ぶほうがよほど良いはずです。
嘘をつかないことを選ぶなら、それは自身を汚すことなく、真実に沿うことの明るさや落ち着きに結びつきます。
それを常としたならば、その積み重ねが習慣となって自身を守ってくれるようになります。
地獄に落ちることのない自分へ育ててくれるのです。
上記の言葉は、嘘のない生き方、本当の世界に生きる功徳を讃えた言葉なのです。
番組の締めの本当のことを言ったことを褒められた体験は、きっと嘘をついてしまうことから遠ざかる助けとなるでしょう。
祥雲寺副住職 安藤淳之
偏りのない、こだわりのない、囚われのない時間。
欲から離れた、我を起点としない時間。これがそのまま非思量、ほとけ心に生きられる修行です。
我を離れることの出来る閑かな時間、坐禅の時間を御一緒にいかがですか?
当分の間は6時半開始、一炷(坐禅一座)のみとなります。初めての方は15分前に来てください。次回開催は2月27日となります。また、雀宮善応院坐禅会は第四水曜日以外毎週行っています -
1月の諸行事
2023年1月7日1月の諸行事 ご興味の方はお問い合わせ下さい。
■除夜の鐘 元朝祈祷
除夜の鐘を突いた後元旦一時よりご祈祷をしたお札を檀家に配布しています。
今年はお参りの方のみ配布し、二月旧正月に檀家郵送となります。
■雀宮善應院坐禅会(第四水曜日のみお休み)
宇都宮南町1番36号「善應院」にて毎週水曜日(第四以外)夜6時から行っている坐禅会です。
1月11日、18日
■月例坐禅会「指月の会」
祥雲寺本堂にて毎月第四月曜朝6時半から行っている坐禅会です。
1月23日
■テラヨガ(ヨガ教室)
阿久津先生指導の下第一第三金曜日10時半から。初心者クラスは第二第四金曜日10時半から
1月20日。 初心者クラスは13日、27日
■陶芸教室「祥陶会」
駐車場下の作陶場にて毎週火、木午後1時から行っています。
■石彫会「羅漢の会」
毎週土曜午後、駐車場作事場にて石仏の彫刻を行っています。指導は松原「金野石材店」
■茶道教室
月二回火曜日午後2時から、裏千家鈴木宗陽先生のご指導の下行っています。
1月17日初釜 24日普通のお稽古
■写経会
写経会は5月から11月、第二日曜日午後2時から行っています。
4月まで休止。
■御詠歌
祥雲寺住職、並びに栃木市豊栖院飯塚先生の指導の下月2回行っています。
1月20日 新年初練習(鉦おこし) 10時より
1月23日 長岡公民館初練習 午後1時半~3時半
■フラワーアレンジメント教室
南宇都宮駅前「フラワー花亀」亀井先生指導の下第四水曜日午後1時半より行っています。
1月25日
■折り紙教室
カルチャースクール講師長谷川京子先生指導のもと第3水曜日午前10時よりより行っています。
1月18日
■クラフトペーパー教室
同じくカルチャースクール講師長谷川先生指導のもと第2月曜日午前10時より行っています。
1月9日
■観音朝詣り
境内33観音霊場を18日朝にお参りするミニ巡礼会です。開始時間は季節により前後します。
今月は午前 9 時 から