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1月 朝詣りのお知らせ
2026年1月23日新年を迎えましたが、世の中は不穏な動きを見せています。
アメリカがベネズエラに対し軍事行動を起こしました。大統領を拉致し、ニューヨークで裁判を始めました。
ロシアによるウクライナ侵略戦争は終結が見えません。
中国が台湾に軍事的な威圧をかけ続け、その余波が日中関係に及んでいます。戦争の足音が聞こえる気がします。
戦争は指導者により、大義名分が立てられて始まります。
彼らの考えがどのようなものかは知る必要があります。
本質的に独裁体制であり人権弾圧を繰り返してきたロシアや中国はさておき、気になるのは自由と民主主義を標榜し、戦後の日本に大きな影響を与えたアメリカの考え方です。
トランプ大統領は、ベネズエラの現政権が麻薬を製造してアメリカに密輸し、その結果たくさんのアメリカ人が被害を受けていることを軍事行動の理由としました。
そして不正選挙によって成立している現政権は認められないとしました。
実際、大衆迎合政策によって国家が破綻状態になったことは事実ですし、政府高官だけでなく社会全体に不正が蔓延していることも事実でしょう。
このような国家が崩壊するのは当たり前かも知れません。
しかし、トランプ氏は世界最大の埋蔵量の石油をアメリカが自由にし、そのためにベネズエラを運営すると宣言しました。
つまり、他国を侵略し、利権を得、資源を奪い、都合のよい国家体制を作ってその国民を支配するということです。
これは、19世紀から20世紀にかけて欧米列強が行なった帝国主義にほかなりません。
その結果として二度の世界大戦が起こり全世界が惨禍につつまれました。
国連に代表される今日の世界秩序はその反省に立って作られました。
トランプ政権は、過去を顧みて反省することもなく、おのれらの利権だけを追い求めているとしか言い様がありません。
そして、こんな人たちを生み出すアメリカ民主主義が、実は強いものが弱いものを虐げるための装置として働いているのではないかという疑問も感じます。
令和8年1月15日
宇都宮市東戸祭1-1 祥雲寺東堂 安藤明之
十八日の朝詣りは午前9時から行います。
