ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

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座禅会の記事

  • 令和8年2月 朝坐禅会「指月の会」案内(2月23日朝6時半より)

    2026年2月22日

    カンボジアラオス参拝旅行、アンコールワット

     

     寒い冬も終わりが近くなり、暖かい日が徐々に増えてきました。

    入り口の梅林も紅白の梅が綺麗に咲いて、春の訪れを感じさせます。

    縮こまっていた手足も段々動きが良くなってきて、お散歩で境内を歩く人がチラホラ見られるようになりました。

     

     先日も良く晴れて暖かい日になったので、調子悪目で些か寝不足でしたが、気晴らしも兼ねて普段行かない場所に行ってみようと、町中にある外国の料理店に入ってみました。

    宇都宮も海外の人が増えてお店も国際色豊かになってきて、面白い食事も簡単に楽しめるというものです。

    少し無難に東南アジア風チキンチャーハンを頼んで待っていたら、隣の席の人に声をかけられました。

    年上のスーツを着た人で、待つ時間のおしゃべり相手が来てくれた!という風です。

     彼は他県の水産加工関連の方で会議のために宇都宮に来たそうで、会話の中で私がお寺のお坊さんと知り、色々質問されました。

    料理が来てからも話は止まらず、段々相談というか悩みを聞いてくれという向きになってきました。

    自分は氷河期世代で適正のない職種にしがみついてここまでやってきたが、下の世代にも上の世代にも様々押しつけられワリを喰うばかりで、家族と居たいのにろくに一緒に居ることも出来ない、幸せって何だろう、とテンションが大分様変わりしました。

    私も食事しながら付き合っていて変化に付いていけず、さりとて折角悩みを持ちかけている人を無礙には出来ないと、寝不足と不調で回らない頭ながら何とか答えようとして、結果大分筋違いの返答をしてしまいました。

     

     責任も何もない所ではあっても悔いがあります。

    不調もありましたが、自分がお坊さんとして鈍っている事を自覚させられました。

    そもそもこうした相談の時にはマニュアルという程ではないですが定型があり、まずはよくよく聞いて、早々に答えようとするべきでないのです。

    東日本震災のボランティアで被災地支援をしていた時、傾聴活動もしていました。

    先輩から繰り返し言われたのが、

    傾聴は相手の話を良く聞く姿勢を示し、聞くまでで良い。

    当人の悩みは根本的には当人にしか解決できず、余人に過ぎない我々では差し出口ともなる。

    悩む人は悩みを聴いて貰うだけでも助けとなり、言語化して打ち明ける中で頭が整理されることもある。

    だから聞く耳と聞く姿勢と時間こそが肝心で、拙速な回答はするべきものではない。

     

     今改めて自分が相談にのるならば、やはり先輩の言葉に同じく、まず良く聞くところからでしょう。

    もっとしっかり聞く中で、もしかしたら小欲知足とか脚下照顧といった禅語を例に、こういう受け取り方もあるのでは、と答えるかもしれません。

    しかし禅僧の私としては、全国何処にでもお寺はあって必ず坐禅会は近くで出来るところがあるはずだから、一旦坐ってみては如何でしょうか、と答える道筋もあったでしょう。

    抱えてしまっているあれこれを一時手放して、自分と足跡を落ち着いて見返してみる。

    それこそ悩みを地力で解決する一助となり得るはずで、二度と無いかもしれませんが次回があったときに悔いが残ることのないよう私なりの道筋を整理してみました。

     

    祥雲寺 安藤淳之

     

    偏りのない、こだわりのない、囚われのない時間。

    欲から離れた、我を起点としない時間。これがそのまま非思量、ほとけ心に生きられる修行です。

    我を離れることの出来る閑かな時間、坐禅の時間を御一緒にいかがですか?

    この指月坐禅会は第四月曜日朝に毎月行っています。
    当分の間は6時半開始、一炷(坐禅一座)のみとなります。
    初めての方は15分前に来てください。
    来月の開催は第四回西国札所巡礼と日程が重なるため
    今回だけ第三週3月16日月となります。
    また、雀宮善応院坐禅会は第四水曜日以外毎週行っています。
曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。