ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

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  • 令和8年6月 朝坐禅会「指月の会」案内(6月22日朝6時半より)

    2026年6月21日

    迷うが故に三界は城 悟るが故に十方は空 洋に東西は無く 何処んぞ南北か有らん

    (迷い悩む心には世界は重く堅く閉じ込める城壁の様にも映るが

     放たれてみれば世界には遮り縛るものなど元から無い

     本来、世界には方角も境界も定められたるものなどは無い

     一体何処に、縛られ囚われるべきものがあるというのだ)      「四句の祈り」

     

     先月は警句を紹介するお話をしましたが、簡潔な言葉に仏教の教えを表したもの、己の見解、境地を説き示したものには様々有ります。

    本当に沢山有って紹介しきれない程有りますが、わけても有名なもの、記憶に残っているものを挙げるならば、私にとってはこの四句の祈り、と呼ばれる言葉が出てきます。

    昔四国でお遍路を行ったとき、お遍路さんの白装束の笠に書かれていたのが最初に見た物です。

     

     お遍路は四国を一周する88の霊場で、弘法大師空海にゆかりのある場所を巡る巡礼の道です。

    所説有りますが弘法大師は四国出身とも言われ、山岳に親しんだお人柄から山がちな四国の随所に由縁の霊場が有り、お大師様に近づけるようにと昔から多くの人がこの霊場詣りをしてきました。

    私は他宗の人間ですが、昔二番目の修行寺に居て足を骨折して中途半端な形で修行を終えた悔いがあったので、リハビリがてら僧侶らしいことに打ち込みたいと歩き遍路に挑戦してみたのです。

    気合いを入れるため行脚姿、昔ながらの旅のお坊さんスタイルで歩き始めたのですが、徳島の一番札所から十番までの30㎞ほど歩いただけで足にマメが出来、翌日は宿で休んでしまいました。

    普段から趣味で歩いていた山歩きとは事情が違い、遍路道は7割以上舗装道路を歩くもので、コンクリートの道は足への負荷が大きいのです。

    針と糸と消毒液でマメの処置をして山を越えたら、今度は股ずれでももが傷んできました。

    さすがにふんどしでは無かったですが時代劇の飛脚のように着物の裾を上げて歩いていたので、内ももがすれて傷んだところをテーピングテープでぐるぐる巻きにして徳島市街地に下りました。

    徳島市を出て南下する辺りから車道を歩くことが多く、今度はトラックとすれ違う度強風で笠が持って行かれ、遂には笠の骨が折れてやはりテープで補強し、車の影が見える度手で押さえて耐える羽目になりました。

    難儀も多かったですが有り難いこともあり、地元の人のお接待には本当に世話になりました。

    田んぼの向こうを走っていた軽トラのおばちゃんが取って返してきてお布施して下さったりもして、大いに励まされたものです。

    そして何処を歩いていてもうどんが美味しいのも四国ならではでした。

     

     徳島を南下して高知に向かうと室戸岬が有ります。

    右に山岳左に海しかない道を二日から三日程歩いて漸くつきます。

    この岬にはみくろ洞という洞窟があり、弘法大師成道の地です。

    著書の『三教指帰』に曰く

     或る時一人の沙門あり、私に虚空蔵求問持法を示した。

     私はこれを仏の真実の言葉と信じ、火花が散るような激しい修行に臨んだ。

     山に分け入り、洞窟で一心不乱に修行に臨んだ。谷ひびきをおしまず、明星来影す。

    修行を終えて洞窟を出てみれば、果ても無く空と海が広がっていて、そこから空海を名乗るようになったそうです。

     

     四句の祈りは誰が書いたものかは伝わっていません。

    ですが端的に仏教の道筋を示し表して、教えてくれています。

    足摺岬の雄大な光景、澄み渡った大自然の景色は、あるがままにあることの素晴らしさを百万の言葉よりも雄弁に示してくれているようでした。

     

    祥雲寺 安藤淳之

     

    偏りのない、こだわりのない、囚われのない時間。

    欲から離れた、我を起点としない時間。これがそのまま非思量、ほとけ心に生きられる修行です。

    我を離れることの出来る閑かな時間、坐禅の時間を御一緒にいかがですか?

    当分の間は6時半開始、一炷(坐禅一座)のみとなります。
    初めての方は15分前に来てください。
    来月の開催は
    7月27日となります。
    また、雀宮善応院坐禅会は第四水曜日以外毎週行っています
曹洞宗 戸祭山 祥雲寺
栃木県宇都宮市にある曹洞宗 戸祭山 祥雲寺は宇都宮駅からのアクセスも抜群で自然豊かな環境が参拝者に人気のお寺です。
天然記念物にもなっている老樹の枝垂れ桜や、べんてん祭りの時期には県内外から多くの方が訪れ賑わっております。
伝統や文化を大切にしながらも新しい試みや企画も行っていきますので、お近くにお越しの際は、ぜひともお立ち寄りください。


【アクセス】
・宇都宮駅から徒歩26分、車で5分
・宇都宮駅西口からバス(県庁・戸祭台循環)9分、昭和小学校前バス停下車徒歩1分
・東武宇都宮駅東口から徒歩5分、県庁前バス停から4分、昭和小学校バス停下車徒歩1分
・栃木県庁や宇都宮競輪場から徒歩で5,6分

〒320-0054
栃木県宇都宮市東戸祭1-1-16
TEL:028-622-5719
FAX:028-622-5866
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。