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十月 朝詣りのお知らせ
2026年10月25日仏教のお葬式は、亡くなった方が仏様の世界にあって永久に安らかでありますようにとの思いをかなえる儀式としてとりおこないます。
一連の儀式にはそれぞれ意味があります。
通夜は、故人の面影を偲び、参列者の心に故人との縁(えにし)の掛け替えのなさを刻み込んでいく場です。
本来ごく親しい人によって営まれました。身支度も平服が許されました。
葬儀は、宗派それぞれの教えに基づいて、故人を仏様の世界に導く儀式です。曹洞宗では導師が仏弟子としてのいましめ(戒)を授け、教理を漢文の法語で示して引導します。
この時に受ける戒名は仏弟子となった証しであり、菩提寺の過去帳に記されて、末長く菩提寺の僧侶による供養がなされます。
現在では、通夜、葬儀は葬儀場で行なわれ、一般会葬の人たちはそこで葬儀が終わるのですが、遺族、親族、昵懇の知己の人たちは、その後に火葬をはじめ大事な行事を勤めます。火葬に際し、どうしても避けてもらいたいと思っていることが私にはあります。
それは、精進落としに相当する酒食を出すことです。
葬儀当日の精進落としは、本来、近隣の人たちの助けによって葬儀を出していた時代に、葬儀終了に当たって早く普段の生活に戻ってもらう趣旨で御礼の意味も込めて席を設けたものです。
いつしか親族の会食の場となりましたが、遺骨を拾うという厳粛な行ないの前に行なってはなりません。それは故人への冒涜になります。
そして、葬儀の最後に当たる大事な儀式が、仏様への祈りです。本堂に上がり、本尊様へ故人の成仏を祈ります。仏教に限らず、宗教の儀式は常に祈りに通じているのです。
令和8年10月15日
宇都宮市東戸祭1-1 祥雲寺東堂 安藤明之
十八日の朝詣りは午前6時から行います。

