ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

栃木県宇都宮市の祥雲寺(曹洞宗) | 桜や祭りが名物の寺

新着ブログ

  • 祥雲寺ミャンマー参拝旅行(2月19日~25日)

    2019年3月9日

     去る2月、総勢17名の団体としてミャンマー参拝旅行に行ってきました。

    今回の旅行はその主目的として

    ・他国の仏教文化を見聞する

    ・第二次大戦時、ビルマ戦線で多数の死者を出した宇都宮の後世の人として慰霊碑に手を合わせる

    (インパール作戦従軍の33師団「弓」は宇都宮を補充担任として多くの方が戦死している)

    ・参拝のみならず、観光を楽しむ

    これら三本柱を中心に企画しました。

     

    今回の旅程では最大都市ヤンゴン、世界三大仏教遺跡に数えられるバガン、少数民族文化の色濃い山岳地インレーを廻ってきました。

     ヤンゴンの郊外には日本人戦没者慰霊碑があり、今も綺麗に整えられ守られています。

    映画「ビルマの竪琴」等でも伝えられる戦争の過酷な惨禍に遭われた人たちに手を合わせてきました。

    そして大戦中日本がこの地で引き起こした戦災を思えば、被害者でもあるのにこのように守り整えてくれているミャンマー人の温かい心根には感謝するより他有りませんでした。

     バガンは千年前の仏教遺跡群の地です。見渡す限りの平野にパゴダ(仏塔)や寺院が林立し、その数は4000を越えるそうです。小さな遺跡は派出所ほどの、大きな遺跡は宮殿ほどもあり、参拝者の讃嘆の声を集めていますが、驚きなのはこれら膨大な数と規模の遺跡が現在も信仰の場として庶民の力により整備され続けていることです。

    枯れた遺跡としてでは無く今も息づく信仰の地として有り続けること、この地の仏教信仰の根強さを改めて感じさせられます。

     インレーは山岳地の湖であり、昔から湖上に家を建て水耕栽培で糧を作っている水上生活民族の土地です。その独自の文化を体験し、水上生活の妙味を一時ながら楽しませてもらえました。

     最後にヤンゴンに戻り、ミャンマー最大の聖地であるシェンダゴンパゴダに参拝しました。

    2600年前にお釈迦様より賜った髪を納めた巨大な仏塔は黄金と宝石で彩られ、参拝者は昼夜を問わず広い境内を埋め尽くしていました。

     

     ミャンマーは国民の八割が仏教徒とされ、その純朴な心根と敬虔な信仰は種々の仏教文化に、なにより真摯に手を合わせる姿にはっきりと表れており、同じ仏教徒として大いに感銘を受けました。

    此度もご参加いただいた方達との海外旅行を、元気に楽しく行えたことを大変嬉しく思います。

    また良いお参りを皆様と出来るよう企画していきたいと思います。

                                         祥雲寺副住職 安藤淳之

  • ミャンマー参拝旅行写真(1)

    2019年3月9日

    ミャンマー伝統の日よけ「タナカ」 天然木を石やすりにかけて顔に塗ります。

    チャウッターヂー・バヤーの巨大な寝仏さま

    全長70メートル、高さ17メートル

    ヤンゴン郊外の日本人戦没者慰霊碑にて

    慰霊碑の境内は地元の人によって綺麗に整えられています。

    世界三大仏教遺跡「バガン」のホテルにて

    ビルマの竪琴

    シュエジーゴン・パゴダにて こちらの人はお参りで金箔をはって荘厳をされます

    回廊に咲くブーゲンビリヤの下で

    土産物屋のパペットコーナー

    バガンに林立するパゴダは4000以上

    アーナンダ寺院にて

    空港のブーゲンビリヤの大木

    カックー遺跡にて

  • ミャンマー参拝旅行写真(2)

    2019年3月9日

    ミャンマーの辺境。水上生活民族の湖インレー湖にて 5人乗りのボートが気持ちいい。

    伝統の漁師スタイル。櫂を足で漕いで両手で網を手繰って釣る。

    釣果を見せてくれたシルエット

    船着き場の女性

    観光客は稼ぎ場でもある。すぐさま物売りに囲まれる。 この集落では小さい子の役割のようだ。

    地元のお菓子。砂で焼き上げるせんべいみたいなもの

    インディー遺跡にて

    水浴びする水牛

    首長族との写真撮影

    国境付近の山岳民族お手製。イノシシの歯で作った冠。 結構重たい。お値段175ドル。

    水に浮かぶファウンドゥー寺院

    花売りの女の子

    お供えの花

    伝統の蓮の繊維で織物を作る工房。 大分手間のかかる品なのでミャンマーとしてはかなりの高額

    水上生活なので移動は常に船。 お母さんがこいで小さい子でも船にたまった水をかき出す

    ヤンゴンの仏具屋。 日本と違って大分きらびやか。

    ミャンマー最大の聖地シュエンダゴンパヤー 金の貼り直しで足場が組まれているのが残念。

    沙弥(子供のお坊さん) おそらくは地域や学校で皆で一時出家してお参り中、だろうとのこと ミャンマーでは人生の一時僧侶として出家生活を送るのはよくあるそうだ

     

    シュエンダゴンパヤー北側のお堂

    この旅最後のお参りは皆でそろって

     

  • 2月15日 涅槃会(お釈迦様の命日の法要)

    2019年2月16日

    本堂中央、涅槃図

    2月15日、お釈迦様の命日の法要「涅槃会」を宇都宮仏教会の方たちと祥雲寺で行いました。

    当日はこの冬指折りの寒い日となりましたが、大勢来ていただいてお勤めできたことを有り難く思います。

    住職挨拶

    製作者 杉山寒月先生挨拶

    宇都宮仏教会修行

    参詣者のご焼香

     

  • 平成31年2月 観音朝詣りのお知らせ

    2019年2月16日

     

    十日の雪でうっすら雪化粧

    参道の羅漢様も白装束に

    雪景色の梅園

     

     文楽の壺坂霊験記を見ました。

    西国観音霊場第六番壺阪寺を舞台としたお里と沢市の夫婦愛の物語です。

     

     幼い時の病がもとで失明した沢市に、親戚のお里が嫁ぎました。彼女は働き者で夫思いの優しい女です。

    沢市の眼がよくなるようにと毎日壺坂観音にお詣りします。

     

     沢市は毎朝暗いうちに家を出るお里の不義を疑い、ある日そのことを問い詰めますが、自分の眼病平癒の願掛けであることを知って、深く恥じ入ります。

    満願の日、二人はそろって壺坂の山を登ります。

     

     沢市の心には新たな思いが生まれました。

    自分が死ねば、器量よしと評判されるお里には別の男との幸せな将来があるだろうと。

    口実を作ってお里を帰した沢市は、谷に身を投げました。

     

     胸騒ぎを覚えて引き返したお里は、沢市の死を知り同じ所から身を投げます。

     

     しかし、二人は死にませんでした。

    観世音の妙智力によって救われ、そのうえ沢市の眼が見えるようになったのです。

    観音経には、崖から落ちる事があっても、観音様を念じれば救われるという経文があります。

     

     大阪での初演は明治12年、後に東京でも上演され大評判となりました。

    妻の幸せを願い命を捨てる夫、夫への一途な愛情から後を追う妻、当時の人々の持っていた夫婦の心情の理想を描いて、感動を与えました。

     

     この物語のような夫婦愛は現実離れしています。

    それでも上演は続いています。

     

     文楽は人形遣い操(あやつ)る人形劇です。

    情感のこもった太夫の語りを耳にしながら人形を見ていると、人形遣いの姿は消えて生きている人形が見えてきます。

    生身ではない人形だからこそ、観客の心にうまれた感動が純化されて投影されていきます。

     

     芸術は、絵画でも演劇でも文学でも、見る者、読む者の心に想像の広がりを与えてくれるものです。

    文学はまことにすばらしい芸術であると思いました。

               平成31年2月15日 祥雲寺住職 安藤明之

     

     寒さ極めて厳しいときですので

    十八日の朝詣りは午前九時から行います。

  • 祥雲寺行事案内

    祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。