ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

観光 栃木県宇都宮市の祥雲寺(曹洞宗) | 桜や祭りが名物の寺

観光

  • 9月観音朝詣りのお知らせ

    2023年9月23日

     インターネットは、益々国民の生活に定着してきました。

    いろいろな情報を受け取るにも、年代が若くなればなるほどテレビや新聞よりもネットを利用する人が多くなっているようです。

     

     そうした中で「炎上」という言葉を多く目にするようになりました。

    ある人の発言や行動に対して、たくさんの人からネット上で非難の言葉が投げつけられる状態です。元になる発言や行動が、暴言であったり、時には破廉恥なものであったりする場合が多いのですが、発言が一理あっても社会通念と異なるものだった場合もあります。

     

     ともかく、非難の発信者は姓名を隠しています。

    それがネットの特質であるとも言えるのでしょうが、これはずいぶん不公平な意見交換のあり方です。

    もっといえばおのれを隠して人を誹謗中傷するのは卑怯です。

     

     仏教では人間の為す悪行を十挙げています。

    その中で言葉に関わるものは四つ、妄語(偽り)悪口(粗暴な言葉)綺語(ざれ言)両舌(かげぐち)です。誹謗中傷は両舌に分類されます。

     

     人に過ちがあると思えば、堂々と自分の姓名を名乗って批判すればよい。

    その言葉が激しくて非難になるのは感心したことではないがまだ許せる。

    それは相手から反論、非難される危険を自らに負わせているからです。

    発言の責任を最低限取っていると言えます。

     

     例外はあります。

    相手が強大な力を持っていて、名を名乗ることによって発言者が危険や不利益にさらされる場合です。

    政治的信条に関わることや組織の内部告発など公平な社会の実現のために匿名が許される場合もあります。

    しかし「炎上」とは別のものです。

     

     おのれの安全を確かめて人を誹謗中傷する人が、世のためになる意見を言えるとはとても思えません。

    というよりも、自らの人間性をおとしめていく行為であり、特にこれからの世を造っていく若者には、是非やめてもらいたいと思います。

    令和5年9月15日

    宇都宮市東戸祭1-1  祥雲寺東堂  安藤明之

    十八日の朝詣りは午前6時から行います。

  • 令和5年8月 朝坐禅会「指月の会」案内

    2023年8月27日

    十一月晋山結制案内の掲示を門前に立てました

     

    一切の有情に供養して。汝と有情と普く皆飽満せんことを。

                                『甘露門』

     

     

     今年はコロナ禍以降久しぶりに大勢の人と出会うお盆になりました。

    台風の予報もありましたが、宇都宮近辺は大した雨風にはならず、迎え盆送り盆そして新盆のお宅へお参りに伺う棚経もコロナ前と同じように勤めることが出来ました。

     

     お盆の時は色々なお話を相談されるときでもあります。

    ある時伺った先のおばあちゃんから、亡くなったご実家の家族が何度も夢に出てくるけれどどうしたらよいか、と聞かれたことがあります。

    私は、

    ご実家があるならお墓があるなら、お仏壇やお墓にお参りして面と向かって顔を合わせてくればいい、お線香を焚いてお供えをして、懇ろに手を合わせてどうしましたか、とたずねれば良い。

    お盆はそれに相応しい時期だから、お仏壇もお墓も、それが出来る場所なんだから直接に会ってくれば良いでしょう。

    その上でまだ夢に見られるのなら改めてご相談下さい、

    と答えました。

     

    亡くなっても、繋がりがあったご縁は無くなりません。

    失われても、残る物はある。

    お盆は形ばかりの物などではなく、亡くなられた方とのご縁を確認することの出来る、またとない機会であるはずです。

    先日ネットを見ていて、宇多田ヒカルさんの書き込みを見つけました。

    亡くなられたお母様によせて言葉を綴られていました。

    「人が亡くなっても、その人との関係はそこで終わらない。

    自分との対話を続けていれば、故人との関係も変化し続ける。」

    繊細な歌を書かれる彼女らしい、深い洞察から出た言葉なのでしょう。

     

     お盆の趣旨はともかく、外見は時代に合わせての変化があっても良いかもしれません。

    真言宗のあるお坊さんは、ナスキュウリで作った牛馬で迎えるのではなく、ミニチュアのスーパーカーで迎えるよう作った盆だなを見たと言っていました。

    どうぞいらして下さいとおもてなしをする場が盆だななのですから、故人やご先祖を想っての心づくしの席であるならば、それが嬉しくないはずは無いことです。

     

          祥雲寺 安藤淳之

    偏りのない、こだわりのない、囚われのない時間。

    欲から離れた、我を起点としない時間。これがそのまま非思量、ほとけ心に生きられる修行です。

    我を離れることの出来る閑かな時間、坐禅の時間を御一緒にいかがですか?

    当分の間は6時半開始、一炷(坐禅一座)のみとなります。
    初めての方は15分前に来てください。
    来月の開催は9月25日となります。
    また、雀宮善応院坐禅会は第四水曜日以外毎週行っています
  • 8月の諸行事

    2023年8月1日

    施餓鬼棚

     

    8月の諸行事 ご興味の方はお問い合わせ下さい。

    ■大施餓鬼会(8月29日午後1時護持会総会、2時法要、3時半頃塔婆配り)

     檀家全ての先祖供養法要。本年は11月晋山式注力のためこの三年と同じ規模開催。

     本年も境内墓地塔婆納めは寺で行い、境内外墓地塔婆のみお渡しします。

    ■初盆施餓鬼

     新盆の方対象のご供養法要。9時半説明会(お迎えの仕方等)。10時半法要

    ■お盆(盂蘭盆会)8月13日~16日

     13日午前迎え火、16日午前送り火。

    ■雀宮善應院坐禅会(第四水曜日のみお休み)

     宇都宮南町1番36号「善應院」にて毎週水曜日(第四以外)夜6時から行っている坐禅会です。

      8月2日、9日、(16日送り盆の為休止)、30日

    ■月例坐禅会「指月の会」(8月28日)

     祥雲寺本堂にて毎月第四月曜朝6時半から行っている坐禅会です。

    ■テラヨガ(ヨガ教室)

     阿久津先生指導の下第一第三金曜日10時半から。初心者クラスは第二第四金曜日10時半から

      8月4日、11日、18日、25日

    ■陶芸教室「祥陶会」

     駐車場下の作陶場にて毎週火、木午後1時から行っています。

    ■石彫会「羅漢の会」(8月はお休み)

     毎週土曜午後、駐車場作事場にて石仏の彫刻を行っています。指導は松原「金野石材店」

    ■茶道教室

     月二回火曜日午後2時から、裏千家鈴木宗陽先生のご指導の下行っています。

      8月8日、22日

    ■写経会

     写経会は5月から11月、第二日曜日午後2時から行っています。

      8月20日

    ■御詠歌

     8月はお休み

    ■フラワーアレンジメント教室

     南宇都宮駅前「フラワー花亀」亀井先生指導の下第四水曜日午後1時半より行っています。

      23日

    ■折り紙教室

     カルチャースクール講師長谷川京子先生指導のもと第3水曜日午前10時よりより行っています。

      23日

    ■クラフトペーパー教室

     同じくカルチャースクール講師長谷川先生指導のもと第2月曜日午前10時より行っています。

      21日

    ■観音朝詣り

     境内33観音霊場を18日朝にお参りするミニ巡礼会です。開始時間は季節により前後します。

     今月は午前  6  時  から

                                   祥雲寺℡(028)622-5719

  • 7月の諸行事

    2023年7月2日

     

    下野新聞に紹介頂き40人ほど来られていました。

    7月1日、ウクライナ戦争をヨーロッパ軍事史博士号のフィンランド人から講義を受けています

    7月の諸行事 ご興味の方はお問い合わせ下さい。

    ■ウクライナ戦争講演会(713時本堂にて)

     ヨーロッパ軍事史専門リース大博士号フィンランド人クリスト氏による講演。

    ■宇賀耶べんてん祭り(77日)

     境内に祀るべんてん様の例祭。10時法要11時音楽祭。祈祷札2千円で受け付け。

    ■雀宮善應院坐禅会(第四水曜日のみお休み)

     宇都宮南町1番36号「善應院」にて毎週水曜日(第四以外)夜6時から行っている坐禅会です。

      7月5日、12日、19日

    ■月例坐禅会「指月の会」(724日)

     祥雲寺本堂にて毎月第四月曜朝6時半から行っている坐禅会です。

    ■テラヨガ(ヨガ教室)

     阿久津先生指導の下第一第三金曜日10時半から。初心者クラスは第二第四金曜日10時半から

      7月14日、21日、28日

    ■陶芸教室「祥陶会」

     駐車場下の作陶場にて毎週火、木午後1時から行っています。

    ■石彫会「羅漢の会」

     毎週土曜午後、駐車場作事場にて石仏の彫刻を行っています。指導は松原「金野石材店」

    ■茶道教室

     月二回火曜日午後2時から、裏千家鈴木宗陽先生のご指導の下行っています。

      7月11日、25日

    ■写経会

     写経会は5月から11月、第二日曜日午後2時から行っています。

      7月9日

    ■御詠歌

     祥雲寺住職、並びに栃木市豊栖院飯塚先生の指導の下月2回行っています。

      7月3日  飯塚先生指導 御詠歌

      7月11日  前住職指導 御詠歌

      7月18日  前住職指導 長岡地区御詠歌

    ■フラワーアレンジメント教室

     南宇都宮駅前「フラワー花亀」亀井先生指導の下第四水曜日午後1時半より行っています。

      26日

    ■折り紙教室

     カルチャースクール講師長谷川京子先生指導のもと第3水曜日午前10時よりより行っています。

      19日

    ■クラフトペーパー教室

     同じくカルチャースクール講師長谷川先生指導のもと第2月曜日午前10時より行っています。

      10日

    ■観音朝詣り

     境内33観音霊場を18日朝にお参りするミニ巡礼会です。開始時間は季節により前後します。

     今月は午前  6  時  から

                                   祥雲寺℡(028)622-5719

  • 平成五年度 大本山永平寺参拝団旅行(伊勢神宮お参り)

    2023年6月2日

    5月末、永平寺参拝旅行に行ってきました。

    祥雲寺では毎年曹洞宗大本山永平寺と大本山總持寺を交互にお参りしています。

    今回は福井の永平寺にお参りし、三重県伊勢神宮へお参りしてフェリーで渥美半島に移動、東名で帰ってくるという初めてのルートを採用してみました。

    生憎のお天気でしたが、皆さんのご協力の下良い参拝旅行が出来ました。   

     

    永平寺門前宿泊。有志で夜の坐禅体験

    朝3時半永平寺拝登。大講堂で浅野朝の法話を聞いて朝のお勤めへ参列

    永平寺の中庭。

    山門に掲げられた額

    傘松閣絵天井の大広間

    勅使門で記念撮影

    伊勢神宮、五十鈴川の橋を渡っていざお参り

    正殿前で一枚

    鳥羽から渥美半島へのフェリーで一枚

    新居の関所でボランティアガイドさんのお話

祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。