ごあいさつ

宇都宮市の祥雲寺は歴史のある曹洞宗のお寺です。
栃木県庁のすぐ北にあり、自然林の中には西国三十三番の観音像が祀られています。
また、樹齢350年を超える枝垂れ桜の老樹は県天然記念物として有名です。
たくさんの方々に仏教を親しんでいただくことを願いとし、様々な信仰行事を催しています。

ようこそおまいり

観光 栃木県宇都宮市の祥雲寺(曹洞宗) | 桜や祭りが名物の寺

観光

  • 八月 朝詣りのお知らせ

    2026年8月16日

     

    広きはおしえの門にして 強きは分け入るこころざし

    人にも世にもみひかりよ 照らしてあまねく満ちわたれ

             <梅花流御詠歌誓願御和讃三番四番>

     

     中国六世紀の高僧である天台大師は、経典に説かれた菩薩が仏道を求める誓いを、四つの句に纏めました。

     衆生無邊誓願度 あまねく衆生を救わんと誓う 

     煩悩無尽誓願断  尽きることなき煩悩を断たんと誓う

     法門無量誓願学  量りがたく広大な仏法を学ばんと誓う

     仏道無上誓願成  無上なる仏道を自らも成し遂げんと誓う

    四弘誓願文と名付けられ、日本の仏教各宗派で唱えられます。

    東アジアの仏教徒共通の誓いの言葉です。

     

     冒頭の二行は、曹洞宗の御詠歌である梅花流の「誓願御和讃」の歌詞として、赤松月船老師という方が訳した四弘誓願文の三句目と四句目です。

     私はこの言葉に感激しました。僧侶として仏法を学び続けようとする志への励ましと、仏の慈悲が人を照らし世を照らす光となって自分を導いてくださるという信仰の証明と感じたのです。

     毎日のように仏前で唱えているのですから、四弘誓願文の言葉も意味も知っていました。しかし、赤松老師が訳した歌詞は心に刺さりました。

     赤松老師は、たくさんの梅花流御詠歌を作詞されました。

    平明で叙情性豊かな歌詞は、歌う人、聴く人の心に染み入り、自然に仏様の世界へと誘ってくれます。

     

     私は、大本山總持寺での修行中に赤松老師にお会いしました。

    一年ほど編集に携った月刊の本山機関誌の巻頭言を執筆いただいた方が赤松老師でした。

    編集長と話し合われる席に度々同席しました。

    求道を貫いた禅僧の風格と、人を憐れむ優しさに満ちた言葉に感じ入ったことを思い起こします。

     

     真理たる仏法は時、ところを越えて存在します。

    それを教えとして文字に表わした経典も二千年を超えて伝えられました。

    しかしそれが真理として心に響くのは、時を同じくすることのできた尊き先達、師匠によるものであると思います。

     

     令和8年8月15日            

    宇都宮市東戸祭1-1  祥雲寺東堂  安藤明之

    十八日の朝詣りは午前6時から行います。

  • 8月 諸行事のお知らせ

    2026年8月5日

    宇都宮仏教会 灯籠流し みやまつりに併せて駅前田川河川敷で行っています。 今年はコロナ前に近いくらい盛況に行えました。  

     

    ■大施餓鬼会(8月29日土曜。11時半そばうどん・12時護持会総会・1時法話・2時法要)

     檀家全ての先祖供養法要。年間の最大行事。

     施餓鬼はお檀家皆さんにご参加いただき法要後塔婆をお渡ししていますが

     当日来られない方は、施餓鬼後秋彼岸までに塔婆を受け取りお墓へお供えください。

    ■雀宮善應院坐禅会(第四水曜日のみお休み)

     宇都宮南町1番36号「善應院」にて毎週水曜日(第四以外)夜6時から行っている坐禅会です。

      8月5日、12日、19日

    ■月例坐禅会「指月の会」(8月24日)

     祥雲寺本堂にて毎月第四月曜朝6時半から行っている坐禅会です。

    ■テラヨガ(ヨガ教室)

     阿久津先生指導の下第一第三金曜日10時半から。初心者クラスは第二第四金曜日10時半から

    ■陶芸教室「祥陶会」

     駐車場下の作陶場にて毎週火、木午後1時から行っています。

    ■石彫会「羅漢の会」

     毎週土曜午後、駐車場作事場にて石仏の彫刻を行っています。指導は松原「金野石材店」

    ■茶道教室

     月二回火曜日午後1時半から、裏千家平山尚子先生のご指導の下行っています。

      8月はお休み

    ■写経会

     写経会は5月から11月、第二日曜日午後2時から行っています。

      8月9日(日)

    ■御詠歌

      8月はお休み

    ■フラワーアレンジメント教室

     南宇都宮駅前「フラワー花亀」亀井先生指導の下第四水曜日午後1時半より行っています。

      8月はお休み      花材代2,500円

    ■折り紙教室

     カルチャースクール講師長谷川京子先生指導のもと第3水曜日午前10時よりより行っています。

      8月はお休み

    ■クラフトペーパー教室

     同じくカルチャースクール講師長谷川先生指導のもと第2月曜日午前10時より行っています。

      8月10日

    ■観音朝詣り

     境内33観音霊場を18日朝にお参りするミニ巡礼会です。開始時間は季節により前後します。

    今月は午前 6 時 から             

     

    祥雲寺℡(028)622-5719

  • 七月 朝詣りのお知らせ

    2026年7月15日

    サッカーワールドカップで日本は敗れてしまいましたが、世界の強豪と渡り合えるだけの実力を付けてきていると感じました。
     小中学生の時、私はサッカー遊びが大好きでした。

    運動神経が鈍くてほかの球技はまるきりだめだったのですが、持久走だけは自信があり、蹴って走るだけのサッカーはもってこいの球技だったのです。
     その頃テレビで、東京オリンピックを控えた日本チームの強化のために、ドイツからクラマーというコーチが来たということを知りました。

    基本練習だといって、選手達の前でボールを軽く蹴上げて自由自在に足であやつる技が紹介されていました。

    リフティングといって今では小学生でもできるものですが、それがテレビの映像で紹介されるほど日本のレベルは低かったのです。

     クラマーコーチの指導は基礎技術の反復練習と実践的な状況判断を柱としたそうです。

    技術に裏付けられた頭を使うサッカーです。

    当時の日本選手は彼の教えを真剣に学び、そこから釜本、杉山といった名選手が生まれました。

     東京オリンピックを終えて帰国するに当たって、彼は日本サッカーの将来のために五つの提言を残しました。

    日本リーグの創設、選手の育成、世界の強豪と対戦する機会を増やすことなどです。

    彼を尊敬するサッカー関係者によってこれらはすべて実現しました。

     良き師であるには、良き弟子がいなければなりません。

    技術未熟ながらも才能あふれる日本選手、サッカーを愛し将来の発展を願う人たち。

    サッカーという絆で結ばれた国民的運動に指導的な役割を担うことのできたやりがいはいかほどのものだったでしょう。

    彼は2015年に亡くなりましたが、生涯最高の瞬間はと問われた時、メキシコオリンピックで日本が銅メダルを取った時だと答えたそうです。

     今回、ブラジルに敗れてのインタビューで、どの選手も、世界のトップとの力の差があることを認め、これを乗り越えていきたいと語っていました。

    謙虚さと意気込み、これがある日本はまだまだ強くなると思いました。

     令和8年7月15日
    宇都宮市東戸祭1-1  祥雲寺東堂 安藤明之
    十八日の朝詣りは午前6時から行います。

  • 7月 諸行事のお知らせ

    2026年7月1日

     

    7月の諸行事 ご興味のある方はお問い合わせ下さい。

     

    ■宇賀耶べんてん祭り(7月7日、11時法要、12時昼食、13時音楽祭)

      境内に祀るべんてん様の例祭。祈願の法会を午前中に、午後本堂で音楽祭となります。

      祈祷札申込2,000円(願旨は諸願成就等申し込みの際にお伝えください)

    ■雀宮善應院坐禅会(第四水曜日のみお休み)

     宇都宮南町1番36号「善應院」にて毎週水曜日(第四以外)夜6時から行っている坐禅会です。

      7月1日、8日、15日、29日

    ■月例坐禅会「指月の会」(7月27日)

     祥雲寺本堂にて毎月第四月曜朝6時半から行っている坐禅会です。

    ■テラヨガ(ヨガ教室)

     阿久津先生指導の下第一第三金曜日10時半から。初心者クラスは第二第四金曜日10時半から

    ■陶芸教室「祥陶会」

     駐車場下の作陶場にて毎週火、木午後1時から行っています。

    ■石彫会「羅漢の会」

     毎週土曜午後、駐車場作事場にて石仏の彫刻を行っています。指導は松原「金野石材店」

    ■茶道教室

     月二回火曜日午後1時半から、裏千家平山尚子先生のご指導の下行っています。

      7月14日、28日

    ■写経会

     写経会は5月から11月、第二日曜日午後2時から行っています。

      7月12日(日)午後2時

    ■御詠歌

      7月16日 10時~12時   月例講習 東堂指導 

      7月23日 10時~12時   飯塚先生指導講習

      7月23日 13時半~15時半 長岡公民館講習

    ■フラワーアレンジメント教室

     南宇都宮駅前「フラワー花亀」亀井先生指導の下第四水曜日午後1時半より行っています。

      7月15日  花材代2,500円

    ■折り紙教室

     カルチャースクール講師長谷川京子先生指導のもと第3水曜日午前10時よりより行っています。

      7月15日

    ■クラフトペーパー教室

     同じくカルチャースクール講師長谷川先生指導のもと第2月曜日午前10時より行っています。

      7月13日

    ■観音朝詣り

     境内33観音霊場を18日朝にお参りするミニ巡礼会です。開始時間は季節により前後します。

    今月は午前 6 時 から             

     

    祥雲寺℡(028)622-5719

  • 令和8年6月 朝坐禅会「指月の会」案内(6月22日朝6時半より)

    2026年6月21日

    迷うが故に三界は城 悟るが故に十方は空 洋に東西は無く 何処んぞ南北か有らん

    (迷い悩む心には世界は重く堅く閉じ込める城壁の様にも映るが

     放たれてみれば世界には遮り縛るものなど元から無い

     本来、世界には方角も境界も定められたるものなどは無い

     一体何処に、縛られ囚われるべきものがあるというのだ)      「四句の祈り」

     

     先月は警句を紹介するお話をしましたが、簡潔な言葉に仏教の教えを表したもの、己の見解、境地を説き示したものには様々有ります。

    本当に沢山有って紹介しきれない程有りますが、わけても有名なもの、記憶に残っているものを挙げるならば、私にとってはこの四句の祈り、と呼ばれる言葉が出てきます。

    昔四国でお遍路を行ったとき、お遍路さんの白装束の笠に書かれていたのが最初に見た物です。

     

     お遍路は四国を一周する88の霊場で、弘法大師空海にゆかりのある場所を巡る巡礼の道です。

    諸説有りますが弘法大師は四国出身とも言われ、山岳に親しんだお人柄から山がちな四国の随所に由縁の霊場が有り、お大師様に近づけるようにと昔から多くの人がこの霊場詣りをしてきました。

    私は他宗の人間ですが、昔二番目の修行寺に居て足を骨折して中途半端な形で修行を終えた悔いがあったので、リハビリがてら僧侶らしいことに打ち込みたいと歩き遍路に挑戦してみたのです。

    気合いを入れるため行脚姿、昔ながらの旅のお坊さんスタイルで歩き始めたのですが、徳島の一番札所から十番までの30㎞ほど歩いただけで足にマメが出来、翌日は宿で休んでしまいました。

    普段から趣味で歩いていた山歩きとは事情が違い、遍路道は7割以上舗装道路を歩くもので、コンクリートの道は足への負荷が大きいのです。

    針と糸と消毒液でマメの処置をして山を越えたら、今度は股ずれでももが傷んできました。

    さすがにふんどしでは無かったですが時代劇の飛脚のように着物の裾を上げて歩いていたので、内ももがすれて傷んだところをテーピングテープでぐるぐる巻きにして徳島市街地に下りました。

    徳島市を出て南下する辺りから車道を歩くことが多く、今度はトラックとすれ違う度強風で笠が持って行かれ、遂には笠の骨が折れてやはりテープで補強し、車の影が見える度手で押さえて耐える羽目になりました。

    難儀も多かったですが有り難いこともあり、地元の人のお接待には本当に世話になりました。

    田んぼの向こうを走っていた軽トラのおばちゃんが取って返してきてお布施して下さったりもして、大いに励まされたものです。

    そして何処を歩いていてもうどんが美味しいのも四国ならではでした。

     

     徳島を南下して高知に向かうと室戸岬が有ります。

    右に山岳左に海しかない道を二日から三日程歩いて漸くつきます。

    この岬にはみくろ洞という洞窟があり、弘法大師成道の地です。

    著書の『三教指帰』に曰く

     或る時一人の沙門あり、私に虚空蔵求問持法を示した。

     私はこれを仏の真実の言葉と信じ、火花が散るような激しい修行に臨んだ。

     山に分け入り、洞窟で一心不乱に修行に臨んだ。谷ひびきをおしまず、明星来影す。

    修行を終えて洞窟を出てみれば、果ても無く空と海が広がっていて、そこから空海を名乗るようになったそうです。

     

     四句の祈りは誰が書いたものかは伝わっていません。

    ですが端的に仏教の道筋を示し表して、教えてくれています。

    足摺岬の雄大な光景、澄み渡った大自然の景色は、あるがままにあることの素晴らしさを百万の言葉よりも雄弁に示してくれているようでした。

     

    祥雲寺 安藤淳之

     

    偏りのない、こだわりのない、囚われのない時間。

    欲から離れた、我を起点としない時間。これがそのまま非思量、ほとけ心に生きられる修行です。

    我を離れることの出来る閑かな時間、坐禅の時間を御一緒にいかがですか?

    当分の間は6時半開始、一炷(坐禅一座)のみとなります。
    初めての方は15分前に来てください。
    来月の開催は
    7月27日となります。
    また、雀宮善応院坐禅会は第四水曜日以外毎週行っています
祥雲寺行事案内

祥雲寺で行ってる月例行事や年間行事、その他法要・祭りなどについてのご案内です。 行事カレンダーもご確認ください。